✔ 2.取調室 2 〜 朝食 2 〜
セロフィート
「 ──そうですか。
酒場の開店時間は17時からでしたか 」
マオ
「 うん。
15時頃から開店準備を始めるんだってさ。
15時迄に酒場へ戻れば良いから、セロと一緒に行動出来るよな(////)」
セロフィート
「 そうですね。
所で…マオは何時頃に部屋へ戻りました? 」
マオ
「 う〜ん……??
クラウノさんとは1時間以上は話してたかなぁ?
常連さんが入って来たら、クラウノさんは常連さんの所に行っちゃったし。
楽しそうに話してたよ。
待っててもクラウノさんってば、全然カウンターに戻って来ないから、諦めて部屋に戻ったんだ 」
セロフィート
「 何時頃か覚えてます? 」
マオ
「 う〜〜ん……23時前だったよ。
部屋に戻って〜〜〜…セロが帰って来るのを待ってたら、何時の間にか寝落ちしちゃったんだったかな〜? 」
セロフィート
「 宜しい。
此処迄の記憶は確りしている様ですね。
安心しました 」
マオ
「 うん?? 」
セロフィート
「 此処から先が大事になります 」
マオ
「 どゆこと?? 」
セロフィート
「 マオ──、君は部屋の中で、ワタシが帰って来るのを待ってくれていました。
間違いないです? 」
マオ
「 うん。
間違ってないよ 」
セロフィート
「 ワタシを待ってくれている途中で寝落ちしてしまった。
間違いないです? 」
マオ
「 うん…多分。
だって──、………………だって……部屋の外から物音がしてたんだ。
あんまりにも煩くて……目が覚めて…………オレ…部屋から出たんだ……。
だから──、間違ってないよ 」
セロフィート
「 宜しい。
──マオ、部屋から出た後、君はどうしました? 」
マオ
「 えぇと……1階に下りたよ。
煩いし、騒がしいし、どうしたのかクラウノさんに聞きに行ったんだ。
そしたら………… 」
セロフィート
「 そしたら?
どうしました? 」
マオ
「 そしたら…………そしたら…… 」
セロフィート
「 マオ? 」
マオ
「 ………………セロ…、オレ……オレ……思い出したくない!!
思い出したくない…… 」
マオは全身をブルブルと震わせながら、セロフィートを見詰める。
セロフィートは震えるマオを優しく抱きしめた。
セロフィート
「 マオ、どうしました?
1階で何かを見ました? 」
マオ
「 ……………………酷い有り様だった…。
テーブルも椅子も引っくり返ってて…………店内の彼此に……血が…飛び散ってて……人が沢…山…… 」
セロフィート
「 お客さん達…ですね? 」
マオ
「 ………………うん…。
皆……酷い姿で……血を流して倒れてた…… 」
セロフィート
「 そうですか…。
辛い光景を見ましたね。
…………其の中にクラウノさんは居ました? 」
マオ
「 …………えっ??
クラウノさん??
………………居なかった……と思う… 」
セロフィート
「 マオはクラウノさんを探しました? 」
マオ
「 …………う、うん…。
1階にクラウノさんの姿は無かったから……安心したよ…。
クラウノさんが寝泊まりしてる部屋が2階にあるのを聞いてたから、2階に上がってみたんだ……。
若しかしたら居るかも知れないって…思って…… 」
セロフィート
「 2階でクラウノさんに会えました? 」
マオ
「 ………………ううん…。
会ってないよ…。
クラウノさんは居なかった…と思う…… 」
セロフィート
「 クラウノさんが寝泊まりしてる部屋は確かめました? 」
マオ
「 …………行ってない…。
……2階も酷い有り様だったから…… 」
セロフィート
「 店内はどうなってました?
覚えてます? 」
マオ
「 ………………1階……と同じ…だった。
辺り一面が……。
………………っ、セロ……!! 」
セロフィート
「 宜しい。
──2階の店内で誰かを見ました? 」
マオ
「 …………誰か…?? 」
セロフィート
「 マオ以外に無事なお客さんです 」
マオ
「 …………居なかったよ…。
居たら助けてたよ!
オレだって、一時的な応急処置くらいは出来るし!
…………けど…息のある人なんて居なかった…。
皆……死んでたんだ… 」
セロフィート
「 宜しい。
マオ──、君は3階の廊下で倒れてました。
覚えてます? 」
マオ
「 ………………え?
3階の廊下?? 」
セロフィート
「 そうです。
3階へ上がった事は覚えてます? 」
マオ
「 ………………うん…。
……物音がしたから……確かめる為に階段を上がったよ 」
セロフィート
「 誰か居ました? 」
マオ
「 …………ドアが勝手に開いたから──。
……クラウノさんだったら良いなっ──って思って……ドアを開けた…けど、誰も居なくて…… 」
セロフィート
「 3階にはマオだけ──でした? 」
マオ
「 …………分からないよ。
全部の部屋を開けてないし…。
部屋の中を見たのは…ドアが開いた部屋だけだから…… 」
セロフィート
「 クラウノさんには会えませんでした? 」
マオ
「 会えなかったよ。
何度も言ってるじゃないか!
クラウノさんを探したけど──。
……セロ、…………何でクラウノのさんの名前ばかり出すんだよ?
クラウノさんがどうかしたのかよ?? 」
セロフィート
「 先程ワタシは、『 マオは廊下で倒れていた 』と言いましたね 」
マオ
「 う、うん…… 」
セロフィート
「 察しは付きません? 」
マオ
「 察し??
何…言ってるんだよ? 」
セロフィート
「 ワタシが何故、何度もクラウノさんの名前を出して、マオに確認してると思います? 」
◎ クラッドウォウノ犯人説が浮上しました。
酒場の店主クラッドウォウノが犯人なのでしょうか??




