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✔ 3.酒場オムニア 7 〜 初・体・験 6 〜


「 ククク……。

  いね、きみ…。

  いままでけいやくしゃにはなかったタイプかもね! 」


マオ

わらうなよ!

  オレはほんにセロと── 」


「 うんうん。

  いよ、いよ。

  きにおもってればいよ!

  クッ…ハハハハハ! 」


マオ

なんなんだよ、アンタは!

  ──まさか…、アンタ……ゼノバきょうだんかんの1なのか? 」


「 はぁ?

  ゼノバきょうだんかんだって??

  鹿うなよ。

  あんなイカれたやついっしょにされたくないよ!

  ぼくはゼノバきょうだんなんかきらいだからね 」


マオ

なかじゃないのかよ… 」


かりぼくがゼノバきょうだんかんだったら、きみたすけてないよ。

  ぼくはフリーさ。

  ≪ みなと(ピレト)まち(レッシン) ≫からはなれたしょゆうだんかくがあってね。

  らしてるんだ 」


マオ

ゆうだんかく?? 」


「 まぁ、はやはなしてんがいどくになったしてるせつみたいなもんかな。

  ゆうだんかくってまえとおり、おんなきんせいせつさ 」


マオ

おとこばっかりなのか? 」


「 そっ!

  おとこだけのらくえんさ。

  きょうあるかい? 」


マオ

いよ!

  オレにはセロがるんだ(////)」


「 だよね〜〜。

  まぁ、いや。

  ゼノバきょうだんかんになって、にん(セロ)ぎょう(フィート)さまじゃをするけいやくしゃばっかじゃないってことおぼえといてほしいね。

  ちなみに、きみみたいに “ げんけいやくしゃ ” のことを “ アベル ” ってってね、ぼくみたいな “ もとけいやくしゃ ” は “ セスン ” ってうんだよ。

  ゼノバきょうだんかんになって、にん(セロ)ぎょう(フィート)さまじゃをしてるセスン(元契約者)ことべつめて “ カイン ” ってうんだ 」


マオ

「 …………じゃあ、アンタみたいにフリーのセスン(元契約者)なんうのさ 」


「 “ アユダ ” だよ。

  カイン(ゼノバ幹部)にとってアベル(現契約者)てきであり、じゃものだけど、アユダ(フリー)うらものだ。

  アユダ(フリー)アベル(現契約者)てきじゃない。

  まぁ、かたでもないけどね。

  アベル(現契約者)きみカイン(ゼノバ幹部)けるんだよ。

  けっかいアユダ(フリー)たいしてもカイン(ゼノバ幹部)たいしてもはつどうしないんだからね 」


マオ

「 ……どういうことだよ?

  さっきはけっかいまもってくれるってってただろ? 」


けっかいまもってくれるのは、きみがアルコールをせっしゅしてフェロモンをだいほうしゅつしたときだけさ。

  にん(セロ)ぎょう(フィート)さまそばるならまもってくれるけどね、にん(セロ)ぎょう(フィート)さまそばないときまもれないからね。

  いざというときけんみたいなものだね 」


マオ

「 …………………… 」


これりたら、にん(セロ)ぎょう(フィート)さまないときにはさけまないことだね。

  今日きょうごときょうくんってところだね。

  しっぱいかえさないようにしなよ 」


マオ

「 …………………… 」


ぼくまえおしえてなかったね。

  ぼくは “ マグダラ ” だよ。

  ぼくは≪ エルゼシアたいりく ≫からくつもりはないから、きみセスン(フリー)になったときにはたずねててくれるとうれしいな。

  きみカイン(ゼノバ幹部)にはならないことを〈 たい(しん)りく(こう)しんエルゼシアさま 〉にいのってるよ 」


マオ

「 …………マグダラ… 」


マグダラ

「 じゃあね。

  いたらゆうだんかくあそびにいよ。

  “ サエルセフィス・マグダラ ” ってえば、ぼくせんようきゃくさまとしてとくべつたいぐうでおもてなしするからね! 」


マオ

「 ………………かないとおもうけど…。

  ……………………マグダラ、…………たすけてくれてがとう…… 」


マグダラ

いんだよ。

  アベル(現契約者)えて、はなせてうれしかったし 」


マオ

「 …………オレは “ マオ ” だよ。

  マオ・ユーグナル!

  ≪ みやこ(レドアンカ) ≫でしゅえいしてたんだ! 」


マグダラ

「 ふぅん?

  マオ……ね。

  なら、 “ マオ・ユーグナル ” は “ ぼく(マグダラ)せんよう ” ってことにしとくよ 」


マオ

「 ………………それよろこんでいのかよ… 」


マグダラ

もちろんさ。

  ──じゃあね! 」


 マグダラとったこえぬしはいは2かいてんないからえていた。


マオ

「 …………いちおう、オレのおんじんなんだよな…。

  ………………これ、どうするんだよ?

  オレ…1じゃなんともないよ…。

  …………………………オレの…か……。

  明日あしたからどうしたらいんだよ…。

  …………クラウノさんのぞくには、なんったらいんだよ!! 」


 マオはてんないくしていた。


 セロフィートではないぶんには、たいをどうすることないからだ。


 いまのマオにはセロフィートがかえっててくれるまでつしかない。


 マオはかいだんがり、3かいことにした。

 マオ以外の契約者を登場させていなかったので、マオを助ける側として登場させてみました。



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