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✔ 1.酒場オムニア 5 〜 初・体・験 4 〜


 なにか──ではなく、ひとおそわれたのかもれない。


 しかし、なんためさか(オムニア)たのしくさけんでいたきゃくたちおそわれなければならないのか。


 それなりの()ゆう()でもあるのだろうか。


 マオにはまったわからない。


 ガクガク,ブルブルとふるえるあしムチち、マオはてんないあるした。


 いまのマオはまるごしえるが、ナイフとたんけんかくっている。


 しゅえいであるマオは、たたかってもじゅうぶんつよい。


 セロフィートとたびはじめてからは、セロフィートからじき(じき)じっせんちかけいけてもらっている。


 マオのせんとうりょくそうとうたかい。


 にんげんほんしてマオにたたかいをいどんだとしてもけっしてかなわない。


 とどまり、きゃくたちおそったはんにんが、マオにおそかってたとしてもかえちにってしまいてないということだ。


 しかし、セロフィートがそばないいまのマオは、セロフィートにキバかれ、らされ、あいけんがったざんねんオオカミようなモノである。


 まもるべきセロフィートがじかないいまのマオに、きゃくたちおそったはんにんれるのか、もんだいがあった。


 2かいからものおとがした。


 もしかしたら、だれかが──、()ぶん()がいせいぞんしゃるのかもれない。


マオ

「 …………はんにんのうせいもあるけど…… 」


 マオはかくめて、2かいがることにした。

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