✔ 6.鉱山 9 〜 鉱石採掘体験 9 〜
エイクル
「 種類が違うと、作れる装飾品も変わるんだよ 」
マオ:マーリン
「 鉱石の種類で装飾品が変わるの? 」
エイクル
「 そうだよ。
鉱石は此のまま使うんじゃなくて、磨いてから使うんだよ。
鉱石にも向き不向きがあってね、何れでも装飾品に使える訳じゃないんだよ 」
マオ:マーリン
「 そう、なの?? 」
器人形:セフィーナ
「 此の中に装飾品に使える鉱石があれば良いわね、マーリン 」
マオ:マーリン
「 そうね… 」
エイクル
「 よし。
じゃあ、採掘所へ戻るよ。
迷子にならない様に、マーリンちゃんとセフィーナちゃんは僕の前を歩いてね 」
器人形:セフィーナ
「 は〜〜い 」
マオ:マーリン
「 うん…。
エイクルさん、途中で居なくなったりしないよね? 」
エイクル
「 しないよ。
出口に誘導するから安心して歩いて良いよ 」
マオ:マーリン
「 うん… 」
器人形:セフィーナ
「 マーリンの怖がりさん。
ワタシと手を繋ぎましょう? 」
マオ:マーリン
「 うん… 」
不安なオレを気遣ってくれてるのか、セフィーナがマーリンの手を握ってくれた。
上目遣いにオレを見詰めるセフィーナが可愛過ぎるんですけどっ!!
此のまま押し倒したいんですけどっ!!
お互いに軍手をはめてるから、セフィーナの手の感触を感じられないのが残念でならない。
エイクルさんは不安がってるマーリンの為に、ずっと背後から話を続けてくれた。
オレの右肩に手を置いて歩いてくれているエイクルさんの優しさに嬉しく思うんだけど、セフィーナには内緒だ。
暫く歩いていると鉱山の出口に着いた。
鉱山を出ると採掘所だ。