器人形:セフィーナ
「 Gと同じよ。
大量繁殖して大量発生するGを駆除するのは大変で、面倒よね?
でも、Gの方で繁殖を止めて子孫を減らして減少してくれたなら、駆除する手間も省けて楽になるし、助かるでしょう?
Gが勝手に自滅してくれたら、ハッピーよね? 」
マオ:マーリン
「 セフィ……。
人間とGを一緒にするのはどうかと思うけど… 」
器人形:セフィーナ
「 そう?
…………そうね。
人間とGを重ねて考えるのはGに対して失礼だったわ…。
ごめんなさい… 」
マオ:マーリン
「 セフィ……。
Gじゃなくて、人間に謝ろうよ… 」
器人形:セフィーナ
「 どうして? 」
マオ:マーリン
「 ………………も、良いです… 」
エイクル
「 セフィーナちゃんは見た目と違って、中々…過激な──いや、個性的な考え方をする子なんだね。
ははは… 」
器人形:セフィーナ
「 ふふふ。
ワタシね、同性愛や同性婚に賛成しても良いし、推進もして良いと思ってるの。
だけど、此の世の総ての生命は、〈 大陸りく仰こう神しん 〉から、 “ 生いかされている ” の。
あくまでも人にん間げんは “ 生いかされている側がわ ” という事ことを忘わすれてはいけないわ。
人じん類るいは支し配はい者しゃではなくて、支し配はいされている側がわなの。
此これは人にん間げんの力ちからでは覆くつがえす事ことの出で来きない事ことよ。
同おなじ様ように〈 大だい自し然ぜんの法ほう則そく 〉も絶ぜっ対たいなの。
〈 大たい神しん陸りく仰こう神しん 〉が定さだめられた〈 大だい自し然ぜんの法ほう則そく 〉に違い反はんすれば当とう然ぜん、〈 大たい神しん陸りく仰こう神しん 〉から天てん罸ばちを受うけるし、必かならず報むくいを受うける事ことになるの。
自し然ぜん界かいの決きまり ルール って、人にん間げんが考かんがえてるよりも、ずっと厳きびしいものなの。
〈 大だい自し然ぜんの法ほう則そく 〉だけじゃないわ。
〈 大たい陸りくの法ほう則そく 〉からも反はんしているんだもの、其それ相そう応おうの報むくい,罸ばちを受うける事ことになるわ。
人にん間げんは自じ分ぶん勝かっ手て、我わが儘まま勝がっ手てに出で来きない様ようになっているの。
どんな形かたちで自じ分ぶんに返かえって来くるのか判わからないから、安あん易いに考かんがえない方ほうが良いいわ。
同どう性せい愛あいは罪つみにはならくても、同どう性せい婚こんという制せい度どは犯はん罪ざいよ。
地ち球きゅうが誕たん生じょうした遥はるか太たい古この大おお昔むかしから現げん代だい迄まで、先せん祖ぞ代だい々だい,子し々し孫そん々そんと受うけ継つがれてきた “ 命いのちのバトン ” と “ 種しゅの存そん続ぞく ” を脅おびやかす悪あく質しつ極きわまりない行こう為いだもの。
其それでも構かまわないなら、破は滅めつへの道みちを突つき進すすめば良いいの。
1人りでは怖こわくても大おお勢ぜいを巻まき添ぞえにして進すすめば怖こわくないものね? 」
エイクル
「 …………………… 」
マオ:マーリン
「 …………………… 」
器人形:セフィーナ
「 マーリンもエイクルさんも、どうしたの? 」
マオ:マーリン
「 セフィ…、子こ供どもはそんな物ぶっ騒そうな事ことは言いわないよ… 」
エイクル
「 ええと……。
セフィーナちゃんは〈 大たい神しん陸りく仰こう神しん 〉への信しん仰こう心しんが強つよいんだね? 」
セフィーナ
「 そんな事ことないわ。
だって、ワタシはマーリンと結けっ婚こんして夫ふう婦ふになるの(////)
表おもて向むきは養よう子し縁えん組ぐみになるけど、マーリンと家か族ぞくになれるのだもの、養よう子し縁えん組ぐみでも構かまわないわ。
要ようはマーリンと愛あいし合あえて、添そい遂とげられれば良いいもの。
ワタシはマーリンの養よう女じょになって、マーリンの姓せいになるの♪ 」
マオ:マーリン
「 …………私わたしがセフィの養よう母ぼになるの?!
逆ぎゃくじゃなくて??
私わたしがセフィを養やしなうの?? 」
器人形:セフィーナ
「 養やしなうのは財ざい力りょくのあるワタシよ。
マーリンは何なにも心しん配ぱいしなくて良いいの。
生しょう涯がい、ワタシだけのマーリンで居いてえくれたらね♪
浮うわ気きしちゃ、駄ダ・目メ・よ★ 」
マオ:マーリン
「 ……………………… 」
器人形:セフィーナ
「 マーリン、返へん事じは?
してくれないの?? 」
上うわ目め遣づかいにオレを見み詰つめて、頬ほっぺをツンツンしてくれるセフィーナの目めが怖こわいっ!!
返へん事じを間ま違ちがえたら、刃は物もので刺さされそうなんですけどっ!!
ヤンデレ?!
セフィーナはヤンデレキャラなのかっ??
怖こわいよ、セロっ!!