表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
135/150

5.食堂 3 〜 酒が飲めるぞ 2 〜


クルセイル

「──さけめないやつると、ふんがシラケて()がるんだよ」


マオ

「………………うん…」


セロフィート

「マオ…」


クルセイル

「──けど、マオはだいじょうだ」


マオ

「うん?

 なんで??」


クルセイル

「マオは()がったふんげるとくってるからさ!」


マオ

とく??

 そんなのってたかな??

 どんなの??」


セロフィート

「クルスさん、ワタシもりたいです」


クルセイル

「──じょそう!!」


セロフィート

「ははぁ。

 ほど♪」


マオ

「『 ほど♪ 』じゃ、ない!!

 とくでもないからっ!!(////)

 これバツゲームだからっ!!」


セロフィート

「『 バツゲーム 』なんてひどいです。

 マオにうとおもってようしたのに…」


マオ

「してくれなくていいんだよ!!」


クルセイル

「マオ、かっこうでさ、みんなしゃくをしてやってくれないかな」


マオ

「はぁぁぁあ?!

 なんでだよ!?」


クルセイル

みんなよろこぶからにまってるだろ!

 テンションががって、さけちゅうもんえるぞ〜〜〜」


マオ

「………………だよ…」


セロフィート

おもしろそうです。

 マオ、クルスさんのつだいをしてはどうです?」


マオ

「はぁ?

 なんでだよ?

 なんでオレが……」


セロフィート

「クルスさんには、おすすめの《 そうしょくてん 》をいくつかしょうかいしてもらいますし、こうせきさいくつたいけんにもベテランさんをたのんでくれます。

 くしてくれるしんせつなクルスさんへのおんがえしです」


マオ

おんがえし──って……」


セロフィート

「マオがつだえば、クルスさんもたすかりますし、みなさんもよろこびます。

 みなさんといっしょたのしいかんごせます」


マオ

「…………オレはごしたくないんですけど…」


セロフィート

「マオ」


マオ

「…………やらないとなのか??」


クルセイル

たのむよ、マオ!

 もちろん、タダとはわないぜ。

 おしゃくかい500クインにする。

 しゃくだいこうせきこうだい使つかえばいし。

 どうだ?

 わるはなしじゃないだろ?」


マオ

「………………かったよ…。

 おしゃくするだけだからな!

 はなすとか、あくしゅするとか、おさわりとか、くとかはしだからな!!」


クルセイル

「サンキュー、マオ!

 まぁ、〈 かいぞく 〉のなまくびかえったセロフィートさんのだいじんってことにすれば、だれへんことはしないさ。

 みな明日あしたあさびたいだろうからな。

 きっちりとかせてやるよ」


マオ

たのむよ…」


セロフィート

「マオ、ファイト♪」


マオ

「……………………はぁ〜〜〜。

 じょそうさせられるは、さけめないは、じょそうでおしゃくさせられるは……。

 さいあくよるだよ…」


セロフィート

「ドンマイ★です」


マオ

「セロにだけはわれなくないっ!!

 んの、しょあくこんげんめっ!!」


セロフィート

いきです。

 しっかこうせきこうだいかせいでください♪」


マオ

「…………じんぎる…」


 ふかいきいたマオは、(チェア)からこしかせてがるとまねきするクルセイルのあとつづいてあるいた。


 はなよごれたゆかうえいやそうなかおあるく。


クルセイル

「マオ、しゃくをするとくは『 かお 』だからな。

 まんめんがおくんだぞ」


マオ

「…………わらえないんですけど……」


クルセイル

ぜんいんを500クインこうだとおもえばいんだよ。

 500クインこうが『 500クインとしてくれる 』ってなあいにな!

 ハハハハハッ!」


マオ

「………………りょくはするよ…」


 あきめるしかないマオは、かくめるとなんかのふかいきいた。


 クルセイルは500クインはいれるはこようすると、こうれるためくちつくる。


 まるでおおきなちょきんばこだ。


 クルセイルははこつと、マオのよこつ。


 どうやらマオといっしょかくテーブルをまわってくれるようだ。


クルセイル

「よし、はじめるか。

 ──みんな〜〜、ちゅうもく〜〜〜!!

 これからわいいマーリンちゃんが、テーブルをまわって、おしゃくをしてくれるぞ〜〜!!

 マーリンちゃんにしゃくされたいやつは500クインようしろ〜〜!

 さけしけりゃドンドンちゅうもんしろよ!!

 さけのないテーブルにはまわらないかなぁ!」


 クルセイルがこえげていううと、《 しょくどう 》はいっがった。


 ジョッキやタンブラーをってるおとこたちは、テーブルのうえさいすと、つぎ(つぎ)さけちゅうもんはじめた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ