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5.食堂 1 〜 鮮血の夕食 〜


──*──*──*── 食堂


 マオとセロフィートはかいい、ゆうべていた。


 ほんじつの《 しょくどう 》は、じょうにぎわっていた。


 《 しょくどう 》のゆかまっていた。


マオ

「………………なぁ、セロさん…」


セロフィート

「どうしました?」


マオ

「………………なんで…なんで……オレは…こんなかっこうをしないといけないんだよ??

 こんなのバツゲームだよ!!」


セロフィート

わいいですよ。

 ってますし。

 おんなより、おんならしいです♪

 がらきゃしゃどうがんしょうじょだれからもかれるようですね」


マオ

かれたくないよ!!

 なんろう(おとこ)どもかれないといけないんだよ!!

 ニヤニヤわらってわるいし!!」


セロフィート

かたないいです。

 こんなにれんしょうじょまえあらわれたら、サカるのがオス(おとこ)うものでしょう?」


マオ

めて。

 『 サカる 』とかわないで。

 マジで!!」


セロフィート

です?

 少なくともかれは『 いけないよくぼく 』にちゅうじつオス(おとこ)です。

 けんぜんではないです?」


マオ

がだよ!!

 あんなケダモノみたやつけんぜんたまるか!!」


セロフィート

「おめなさい、マオ。

 おおごえして、はしたないです。

 こと使づかいをけてください」


マオ

なんでだよ!

 オレはおとこなのにぃ〜〜〜〜!!」


セロフィート

「ふふふ(////)

 マオのファンがえますね♪」


マオ

めて!

 マジで!!

 オレはつうゆうべたかったのに!!

 なにかなしくてたいりょうはなそばりょうべないといけないんだよっ!!

 こんなさいあくゆうひさぶりだよ!!」


セロフィート

「はて?

 まえにもありました?」


マオ

「フィンがおとこだったときも、こんなかんじだった!!

 ……………もっとひどかったけど…」


セロフィート

「そうでしたか…。

 フィンが…。

 それはさぞかしおもしろ──」


マオ

「セぇロぉ〜〜〜」


 マオはセロフィートをにらむ。


 わいよう姿にらまれてもぜんぜんこわくない。


 むしろ、ほうってもい。


 なはしたまま、だんせいしょうちょうをビンビンにたせたまま、うしなっているおとこたちよこながら、マオはふかいきく。


マオ

せきえたい…」


セロフィート

すわってもおなじです」


マオ

「…………も、だ…」


セロフィート

「マオ…(////)」


 いやがっているマオのようとくとうせきられるセロフィートはだれよりもたのしそうだ。


クルセイル

「──ほらよ、ちゅうもんさけだ!

 ケルメイン・ドゥ・ポォルボってさけだ。

 いぞ!」


マオ

がとな、クルスさん!」


クルセイル

「マオ……、おまえおんなまれなくてかったかもな」


マオ

「な…なんで??」


クルセイル

それにしてもなんでまたじょそうなんてしてんだよ?」


マオ

「…………うぅ…これにはわけが…(////)」


セロフィート

「ふふふ。

 マオが『 おさけみたい 』とったのでこうかんじょうけんです♪」


クルセイル

こうかんじょうけんかよ。

 さけために──ねぇ?

 ヤバいヤツじゃないよな??」


マオ

ちがうよっ!!(////)

 オレはじょそうなんてしたくないんだよ!!

 じょそうなんてだいきらいなの!!」


クルセイル

ってる姿すがたわれてもな…」


マオ

「うぅ……(////) 」


 マオはりょうなみだめながらうつむき、かおあからめている。


クルセイル

ひとさみしいおとこが、ほうっておくわけないもんなぁ?

 たまにはわいちゃんのたいおんあったまったベッドでたいとおもうもんさ!」


マオ

めてくれよ〜〜」


 ケタケタわらいながらおもしろしくはなしてるクルセイルにたいして、マオはなさけないこえげながらにらむ。


クルセイル

おこるな、おこるな。

 いじゃないか、わいいんだからさ!

 ──ぶははっ(////)」


マオ

わらうなよ〜〜〜〜」


セロフィート

「──マオ、1ぱいだけです。

 さいしょひとくちだけくちふくんでから、したあじらしてください。

 れるまですこしずつです」


 セロフィートのことただしいのか、マオにはからない。


 しかし、どんなあじがするのかからないなるものいっにガブみするほどきょうがマオにはなかった。


 セロフィートがグラスのなかそそいでくれたさけは、ほのかにうすいろいている。


 セロフィートからったグラスをマオはおそおそくちはこぶ。

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