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プロローグ3 異世界の街、そして知識

すいません、予約投稿ミスりました

最悪だ空が明るくなってきた、俺は一睡もできなかった。理由は簡単だオークにやられた横腹が猛烈に痛むのだ。


だんだん意識がもうろうとしてきた。これはまずいのではないだろうか


もう駄目だと思ったその時、川に流された時のように意識がはっきりとしてきた。この感覚には余り馴れない。まあ、おかげで動くことはできそうなので日も上がったことだし。グレイス姉妹に連れられ二人が住んでいるという街へと向かった。


道中モンスターにも出会わず2人にこの世界のことを聞きながら順調に進み。3じかんぐらいあるいたところで森を抜けた。


無理を抜けると、遠くに何かが見えた。これも異世界ものではテンプレのモンスターの侵入を防ぐための壁に囲まれた街だろうか、心なしかワクワクしてくる。


そのまま、30分位歩くと街に着いた。彼女たちが身分証のようなものを門番に見せるとすんなりと街の中に入れた。


「ようこそ、イングリシア王国で三本の指に入る都市ハールセンへ」


街の中は中世ヨーロッパの街並みとでもいえばいいのだろうか、レンガなどが多く使われている印象を受ける。しかし、魔法が使われているのか地球では見たことのないものや、空中に浮いているものなど興味を惹かれるものが数多くあった。


この世界はリグレットと言うらしく、リグレットの中でも2大国と呼ばれる内の一つらしい。ちなみにもう一つはグランド帝国と言うらしい。


「今は何も持ってないにいので、一度家に行きましょうか」


アイシャが返事も聞かずにどんどん進んでしまう。


話していていづいたことだが、クレアは頼れるお姉ちゃん(オカンとイウと怒る)で、アイシャはマイペースな若干の天然っ子で誰にでも丁寧に話すようだ。ちなみに二人とは同い年で18歳らしい。


俺とクレアは互いに肩をくすめながら、アイシャについていった。こんなやり取りにも慣れたものだ。


歩いていくと、さっきのメインストリートから外れた少し寂れたところにボロボロな一階建ての一軒家があった。ここが彼女たちの家らしい。


「さっ遠慮せずに入って」


クレアに連れられ家に入ると、外観からでは想像ができないほど清潔にしてあった。置いてあるものは質の悪いものであることがわかるが、軽く見ただけではわからないほど管理が行き届いており、センスもよかった。


ばたんっ!勢いよく奥の部屋の扉が開かれ、そこから白のショートカットの少女が飛び出してきた。顔立ちがクレアとアイシャに似ていることから妹のサラだろう。目の色が赤と緑のオッドアイになっているのが特徴的だった。


「お姉ちゃん!よかった。無事だったんだ」


すごい勢いで、アイシャに飛びついた。アイシャは少しよろけながらもなんとか受け止め抱きしめたい


「何とか助かりました、やっぱり私は運がいいみたいです。運命の方とも出会えましたしね」


初めは再開にに感動していたサラだったが運命に辺りから表情が険しくなってきた。そして俺を視界に入れると、猫のようにアイシャから飛びのき俺から距離をとった。


「あなたあ誰ですか、なぜここに」


猫のように紙を逆立てシャー!!って感じで威嚇してきている。手を伸ばしたら引っかかれそうだ。


「サラ、落ち着いて。彼は私たちを助けてくれた恩人よ。アイシャが見ても害はないようだから連れてきたの」


「そうなんですか、それはありがとうございます。ですが男を家に上げるなんて私は反対です。そもそも空き部屋がないじゃないですか」


ちょくちょく出てくるアイシャが見たというのは、アイシャはハイエルフの先祖返りらしく精霊が見えるらしい、善人にはには多くの精霊が集まることから俺のことを判断していたようで、アイシャが言うには「こんな多くの精霊に囲まれている人は見たことがありません!」とのことだ。


「部屋のことなら、彼には申し訳ないのだけれどリビングを使ってもらうことになるわ。彼も色々大変らしいの少しの間だから我慢して」


「そうゆうことだから、よろしく頼むよ。サラちゃん」


握手をしようと手を伸ばすとサラが近づいてきた。


「わかりました、受け入れます。ですが少しでも変な動きをしたら追い出します」


そう言いながら、サラは手を伸ばし……俺の腹に見事なボディブローを決めてきた。


「もし変なことをしたら、これを男の弱点に……えっだいじょうぶですか!」


余りに激痛に意識が飛びそうになるが、痛のあまり飛んでもすぐに覚醒する。なにこれ辛すぎる。

アイシャが近くにまで寄ってきて俺の服をめくりあらをあらわにした。見るのが怖くて見てなかったが前見た時よりもひどくなっていて鳥肌が立った。


「どうしたのですか、こんなひどい傷!なぜ言ってくれなかったのです」


アイシャが泣きそうな顔になりながら、俺に傷のある所に手をかざしてきた。そうすると白っぽい淡い光を発し始めた。この光は暖かくどんどん痛みが引いていった。


その温かさが気持ちよく、そのまま眠るように意識を失った。


目が覚めると横腹のけがは完全に治っていた。ただ、全身の倦怠感が気になるところだが魔法の副作用なんだろうか。そばにはクレアがいた看病してくれたのだろうか。


「目が覚めたようね。二人ともすごく心配してたのよ。」


アイシャはわかるがサラはどうしてだろう?さすがに気を失わせてしまったことに罪悪感を覚えているのか?

「ああ、そうみたいだな。あとで謝っておくよ」


起き上がると額からタオルが落ちた。来ていた服も変わっている。


「ごめんなさいね、看病するのに適さなかったから。大丈夫私しか見てないから」


そう言いながら部屋を出ていくクレアの耳は赤くなっていた。自分の顔も真っ赤になっているのが嫌でもわかる。しばらくは目を合わせられないなと思いながら自分も部屋を後にした。


リビングに出ると二人の姿はなかった。


「二人はどうしたんだ?」


「ああ、二人は買い出しに行ってるのよ。気にしないで」


そう言いクレアは夕飯の準備をし始めるようだ。窓から外を見るとだいぶ日も傾いている。しばらくしたら、いい匂い漂ってきた。夕飯を楽しみに待っていると二人もちょうど返ってきたようだ。


サラはさっきのことが気まずいのか俺と目も合わせずに自室に戻ってしまった。アイシャも何も悪くないのに責任を感じているようで落ち込んでいるように見える。


「お帰り、何を買ってきたんだ?」


部屋から戻った2人にげなく聞くと、焦った様子でよくわからないことを言っていた。


その後、食事ができたので4人で食卓を囲んで食事となった。クレアの食事はとてもおいしく日本の料理と比べても遜色なかった。食事をしながら、この世界のことを聞いた。


わかったことと言えば、この世界の暦は地球と同じであること。ほかにも大体の概念が地球と同じそうだ。文字は、違うらしく読めなかったが、少し習ったところ日本語と文法が似ていたので簡単に覚えられそうだった。


違うことと言えば、地球にはない食材などが多々あることだろうか。後は、この世界には魔物を操る魔族や魔族の長である魔王などがいるらしいこと、よくある異世界らしい感じだ。時折別世界から人が来ることもあると聞いて驚いた。


俺は、なかなか運がいいらしい。彼女たちに出会えなければ今頃俺は野垂れ自死んでいただろう。幸運に感謝しながら、俺は眠りについた。

やっぱり、序盤はうまく書くことができませんねー。

これから頑張っていくので温かい目で見守ってください。

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