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噺の扉(短編集)

僕が僕で良かった!

作者:

突然だけど、思うんだ。


僕が僕で良かったって。


だって、僕のこの2本の足。


この2本の足があれば・・・

大好きな君の元へすぐに会いに行けるんだ。


僕のこの2本の腕。


この2本の腕があれば・・・

大好きな君を抱きしめる事が出来るんだ。


僕のこの2本の手。


この2本の手があれば・・・

大好きな君と手を繋いで、温もりを感じる事が出来るんだ。


僕のこの胸。


この胸があれば・・・

大好きな君が泣いた時、そっと涙を隠す事が出来るんだ。


僕のこの耳。


この耳があれば・・・

大好きな君の可愛いワガママを聞いてあげる事が出来るんだ。


僕のこの目。


この目があれば・・・

大好きな君の笑顔をしっかりと見つめる事が出来るんだ。


僕のこの鼻。


この鼻があれば・・・

大好きな君の匂いを嗅いで安心する事が出来るんだ。


僕のこの口。


この口があれば・・・

大好きな君に愛の言葉を囁く事が出来るんだ。


僕のこの髪。


この髪があれば・・・

大好きな君が、寝癖酷いねって、僕に触れてくれるんだ。


僕のこの脳。


この脳があれば・・・

大好きな君の事をずっと考えていられるんだ。


僕のこの心。


この心があれば・・・

大好きな君と気持ちを通じ合っていられるんだ。


僕の全てが大好きな君に繋がっている。


本当に、僕が僕で良かった!


ねぇ、君もそう思うでしょ?


色々あるけど、自分が自分で良かったって思うことがあります。

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