想い弾ける香水に魅せられて ~運命~
+:.* 人生で婚期が3回あるらしい。
これが真実なら、あと1回結婚出来るかな ⁉
統計学的には、35歳以上の婚姻率は一桁。
…例外として再婚率は二桁なんてデータがあったな☆
結婚という形式より、心から信頼出来るパートナーが欲しい。
逢うべき糸は何処に繋がっているのだろう?
何本、握りしめているのだろう?
握ってもいないのか?
運命的な奇跡の1本は何処へ('_'?)
結婚式の帰り道、先輩と飲みなおし
気が付けば、翌朝5:30。
アラームを止めた(゜ロ゜;
私は下着姿… その隣には
先輩がパンイチでスヤスヤ寝ていた。
そーっと息を殺し、ベッドを出てシャワーを
浴びた。
… ホテルへ入ったまでは記憶があるが
覚えていない。睡眠不足な上に
酔いが回ってしまい 記憶喪失 …
シャワーから出ると、先輩が煙草を吸っていた。
「 もしも 俺らが早く出会ってたら
付き合ってくれた?」
『 うーんどうだろ… 今よりはいい関係
だったと思う。好きなタイプだし。』
「 そっか 」
『なんで』
「中学の時から、ずっと可愛いなって思ってて」
「嫁が、あいりちゃんだったら、結婚生活うまく いってた気がするな…」
「夜の相性もいいし」
『ありがとう』…って!!! やはり最後まで成し遂げていたか(^_^;)
嬉しい反面、とりとめがなく…お互い気持ちの行き場もなく、何処か切なく淋しい…。
お互い子供を親に預けてきたので
目立たない朝のうちに帰宅した。
(フォーマルウェアが男女でいるとかなり目立つ)
また連絡するから bye×2
… 互いに別居中(戸籍上は婚姻中(^_^;))が
都合が良かったりもする。そこに愛があるのかと
自問自答すると、感情が淡すぎてよくわからない。
肝心な王子様とは知り合って、3ヶ月。
手を繋いだくらいで何もない。子供か⁉
「付き合って下さい」「好き」とか具体的に
はっきり言われていない。
只のお友達希望なのか?
むしろ、先輩との方が恋人同士みたいになってきている。
ワンピースから微かな先輩の残り香(サムライダズルの香水)が漂い
・・・なんだか分からないけど、それが少し嬉しくて
なかなか、クリーニングへ出せなかった。