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傷付け合って宙を舞って愛情ヤラ感情は何処へ final卒婚10年   作者: 待宵花
傷付け合って宙を舞って感情が行方不明
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ダイアモンドの星に願い込めて

挿絵(By みてみん)

初めてのダイアモンドは、自分へのご褒美に買った【ピアス】だったな♥

ダイアモンドって、なんか特別感がある気がする♪


Tiffany のダイヤモンド・バイザヤード(DBY)を付けると結婚できるとか

恋が叶うなんて言われるぐらいだから、女性を ✨ 素敵に魅せる何かがあるのかも

o(*'▽'*)/☆゜'・:*☆


行き過ぎた愛情は【罪】

近頃では、元交際相手などを殺害してしまう事件もある。


ストーカーしてしまう心理は如何に???


お互いに、恋愛感情があれば該当しないのか?

愛が一方通行であれば、迷惑極まりない(;>_<;)


過去3人、此方は拒絶しているのに仕事帰りに

待ち伏せ、メール、電話を頻繁にしてくる人がいた。


嫉妬深く、責任転嫁は日常茶飯事。

自分ネタ(武勇伝)が大好きで

極度なマザコンが共通項!

( 年齢問わず、無駄にpowerful )


恋愛がうまくいっている時は、HAPPYだけど

別れる時は大変(*_*)

2016年1月2日 私は、お正月手当を目当てに連日出勤していた。

患者がひき、少し休憩をとろうとすると、慌てて白髪のおじいさんと

若い女性がかけこんできた。


女性が、待合室の椅子に倒れこんでしまったので

周辺の男衆に手伝ってもらい、ベットへ運んだ。


話好きなおじいさんは、この女性の世話係をしているらしく

休みの日は、運転手となり、買物へ連れていくと言っていた。

点滴が終わるまでの間、ずっと世間話を続けた。


「ところで、ここの病院に40代の女性はいないかな? ・・・

うちの会社の男の子で、仕事(営業)はかなり出来るのに、女性には

奥手すぎる者がいて、困ってるんだよ。 ちなみに、お嬢さんはいくつ?」


「40代です。」(心の中で・・・子供いますけどね・・・)

「良かったらうちの社員と会うだけ会ってみてよ! 考えといて」と

写真付きの名刺をおいて行った。


本当に世話係と記載されている。

身なりからして、何処にでもいるおじいさん。昔は、ちょっと役職ついていたのかな

という印象だった。


お正月も終わり、遅めの冬休みをとった私は、買物へ出かけた。

スタバでゆっくりコーヒーを口にした時、小さい子供が私の席へ

ふざけて倒れこんできた。


「大丈夫?」と起こしてあげるとにっこり笑って、走り去った。

大丈夫じゃないのは、私の鞄(><;)

鞄の中を整理している途中で、財布やレシート等が床に散乱していた。

・・・白髪のおじいさん!!!(名刺)が床の下で笑っていた。


着信音がなった!しかも病院から!!!(・・・冬休み満喫中なんですけど・・・)

恐る恐る電話に出てみると、保育園&小中高 偶然同じだった(顔見知り程度)同僚の姫ちゃんの

甲高い声がした。


「白髪のおじいちゃんが、深刻そうな面持ちで、あいりちゃんに急用があるから携帯番号

教えてってわざわざ来たから、教えといたからね(^^)♪ じゃあ仕事中だから切るね」

・・・・って!!!


ありえない---あり得な----い!!! 個人情報じゃないの!!!


あのおじいちゃん何者なんだろ???

個人名で検索してみると、代表取締役 ってどっから見ても書いてある。


また着信・・・登録のない番号が妙にしつこい!

「来栖さん覚えてる? この前病院でお会いした名刺のおじさんですよ♪」

「この前、話してた彼と会うだけ会ってみない?」

「機会があれば」と濁して終話した。


それから、3回仕事が忙しい事を理由に断ったが、4回目は病院までとうとう

おしかけてきた。 例の営業の彼を連れて・・・。

人気ひとけのない隅っこへ社長達を連れていき、しょうがなしに

18:30に病院近くで食事することにした。


「えぇ・・・そうなんですか。・・・」

よくよく聞いていたら、目の前に座っている営業マン男性は社長の息子だった。

同じ年だし話は合うかな・・・氷室京介 好きなのね(^^*)イイネ!!!


ノリで、その後2人で、カラオケへ行ってみた。

「いい声してる♪」

「そうかな★」

「そうだよ♪」・・・声フェチな私は、少し彼に酔ってきた。


普通に、taxiで自宅付近まで送ってもらった。真面目なとこもイイ♪

しかも、昔でいう3高(高学歴・高収入・高身長)おまけによく見たら

イケメン(速水もこみち系)・・・見上げる感じで会話するの初めて★★★

このまま時間が止まればいいなと何度も何度も思った。


「 ( taxiの中で・・・)明日ってなんか用事ある? 」

「 ・・・仕事だよ 」

「 僕、休みなんだよね。何しよ。・・・ 」

「 あっあの 今度良かったら、食事にでも行きませんか? 」

「 は・い 」


taxi内の薄暗い中、私の隣で彼は外ばかり見つめていた(^^)

「 ありがとう・・・またねBye×2」


別にまだ告白された訳でもないのに、ニヤニヤ怪しく

思い出し笑いをしていたら、お隣の住人に目撃されたが見て見ぬふりを

してくれた。


それから、何度か2人で食事に行った。

彼の車で、自宅まで送ってもらう途中、公園で車がとまった。


「 私んちもっと先だけど・・・??? 」

「 これからも食事行ったり、遊びに行ったりしたい! それだけ!!!」

と叫ぶように彼が言い放った。

・・・何なのこのぶっきらぼうないい方

・・・悪くないね(かわいい)


「 ありがとう(/ω\)」と彼を見上げるとダイアモンドのネックレスが

私の首にかけられた。

「 えっ もらってイイノォ? 」泣きそうになった。

「うちの母が、女の子は、何も気持ちを伝えてもらえないと不安になるから

 言葉で言えないんだったら、アクセサリーでもプレゼントしてみたら」と

 アドバイスされたらしい。

・・・カッコ良すぎる(/ω\)

・・・舞い上がって、言葉の意味を聞けなかった。これって好きという事なのか。







 












 

王子様からは、一切連絡が来なくなり、本人に電話するとかなり不機嫌。

理解不能(><;)・・・何か悪い事でもしたのだろうか?!


しばらくして、社長から連絡が入り、大事な話があると呼び出された。

「悪い話であれば、この電話でお願いします。」

「そんな失礼な事は出来ないから、会ってほしい!」


世間話が1時間以上続き、流石にイライラしてきた。

「話と言うのはどういった事でしたでしょうか?」


「実は、彼はお婆ちゃんっこで、お婆ちゃんに

 来栖さんとの交際含め結婚を、猛反対されていて・・・」


「なんでそんな話になったかというと・・・

そんな悲しそうな顔をしないで。こっちまで悲しくなる。」


「彼(息子)が、結婚したい人がいると相談したら

 絶対に、財産目当てだよ。騙されてる。」等、言ったらしく

息子も息子で、不安になってきたらしいのよ。」


「そうですか。わかりました。」


「僕に嫁さんが居なかったら、僕が幸せにしてあげたいくらい。」

「気遣って頂いて、ありがとうござます。大丈夫ですから。」 


そんな事であれば、ハッキリ言ってくれたら良かったのに(*_*)

【男はつらいよ】の寅さんみたいな気分になっていた。

 ♪♪♪ 顔で笑って 腹で泣く 腹で泣く

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