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傷付け合って宙を舞って愛情ヤラ感情は何処へ final卒婚10年   作者: 待宵花
運命の赤い糸をたぐりよせて♥️
13/15

■□■報告 パパに会わせたい人がいるの■□■

プリンセスプリンセスの【パパ】という曲、凄く沁みるんだよね。

作詞したギターリストの加奈子ちゃんのお父様が他界して、3年後ぐらいの歌で

思いが形になったと言われている。


自分の父も昨年の5月に他界して、面と向かって今回の報告が

出来なかったんだよね(><)


+*. あのね今頃、私わかる気がする

パパの子に生まれた良かった

パパの代わりに私の事を

あの人が守ってくれるの +*.





ヽ`、ヽ(。ゝ(ェ)・)Jo(ξ^.^ξ)ヽ`、ヽ

2017/9/20


彼岸入りの今日、先輩のお父さんの眠る墓地を二人で訪れた。


小雨の中、相合傘で寄り添いながら歩いていたので

温もりが心地よかった♪


「 親父! 一緒になる事になった愛梨さん連れてきた!

  中学の後輩で、ずっといいなって思ってたこと

  結婚する事になったから、安心して大丈夫だから。 」


『 初めまして。中村愛梨です。将史さんと一緒に

  なることになりました。宜しくお願いします。 』


そう私が言い終わると、さーっと

そよ風が吹き、カサブランカのような甘い香りがした。


辺りを見渡したが、それらしき花が供えられている所がない!

花好きだったお父さんが、祝福してくれたのかな♪♪♪




「 あとは、俺んちと愛梨んちの母ちゃんに挨拶 !」


『 母に電話しとくね♪ 』



離婚と結婚の報告を同時にしたので、相当嬉しかったのか

親戚・友人など色んなところへ電話を入れ始めた。


まさか、こんなに・・・とんとん拍子に話が進むなんて

想像も出来なかった。これが、運命というものなのか???

迷う暇もなく、決めてしまって大丈夫なのか。



”再婚同士なんだから、式は挙げないんでしょ?”


『 そのつもり 』


” 良かったね---。おめでとう ☆彡 ”


『 でね・・・新しい家族が出来るの 』


” まー君とこの子でしょ!? ”


『 来年の春、生まれるの!!! 』



母の蜆のような瞳が全開になり、フリーズしていた。



『 まー君と私の子供が生まれるんだよ♪ 』

『 ほら、母子手帳見てよ( ゜Д゜)☆彡 』


” ま~~~ おめでたい♪ ”


母子手帳を見て、やっと信じてくれた。

高齢出産なんだから、体に気をつけなさいよ!と

もこもこ靴下を、沢山くれた☆彡☆彡☆彡


”女の人は、体を冷やすのが、一番いけないのよ!!!”


もこもこは、暑いからいいよと返そうとする私に

何度も何度もくぎをさしてくれた。 アリガタイ★




----  そういえば、お父さんのお墓の前で


ずっといいなと思ってたこと結婚するって

言ってなかった??? ずっとって、中学の時からなの???

 初耳なんですけどーーーー !!!


じわじわ今頃、キターーーーーー(//人//)!!!---------



「 沸騰してますよ 愛梨さん 」


『 沸騰って??? !!! 』



夕飯作りの途中だった(><//)良かったお気に入りの鍋焦がさなくて。

Le Creuset のお花型のお鍋・・・如何にも新婚という感じだが

モチベーションが上がる上がる★



(*´∀`)ρ■o(=^○^=)o アーン♪


こんなに幸せ感じたのは初めて。

まー君に出逢えてよかった。

ホロホロ涙が込み上げてきた。



「具合でも悪いの?」

『うれしいの♪』

ヨシヨシ 私の大好きなヨシヨシをしてくれた。



出逢った時は、親友の彼氏で大人になって結婚式で

2回会って、仲良くなって結婚して・・・☆彡


「 あの時さ~子供が電話掛けちゃって御免てゆうの

  あったの覚えてる? 本当は、自分でかけたんだよね。」


『 結婚してるのに?! 』 

『 元旦那が、絶対嘘だからって嫉妬されて大変だったんだからね』

「 こっちも何もないのに怪しまれて大変だった・・・ 」


昔話をした後、


私が眠りにつくまで

TUBEの  「プロポーズ」と

福山雅治の「家族になろうよ」という曲を何度も歌ってくれた。


こういうの幸せって言うんだろうな。


♪~ 遠回りばかりしたけれど

 想い出と涙の数だけ

 幸せにしてあげたい 誰より

 君をこの手で抱きしめ守りたい

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


★~ 100年経っても好きでいてね

  みんなの前で困らせたり

  それでも隣で笑ってくれて

  選んでくれてありがとう(⋈◍>◡<◍)。✧♡

  ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★











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