表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/3381

8月27日号 『THE BACK-NUMBER』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。


明日は叔父の四十九日があり、その準備に追われておりますので、


本日は『THE BACK-NUMBER』をお楽しみいただければと存じます。


タイトルは『男の料理の盲点』です。



人生を全うしていく上で必要なものといえば、無論『衣食住』でありますが、


今回はその『食』の部分のお話です。


『男子、厨房に入るべからず』という言葉があります。


今となっては完全な死語であり、


料理男子は異性からのウケも、中々に好評だと聞きます。


そんな『男の料理』。


大概の方はこの言葉を耳にして、抱くイメージといえば、


『豪快』の一言に尽きるのではないでしょうか。


料理本に載っている、「お醤油小さじ1杯」や「鶏がらスープ500ml」といった


精確な分量を秤で量ることをせず、


『目分量』という名目が免罪符のように横行し、


力任せに料理を仕上げていくのが『男の料理』の魅力の一つではありますし、


かくいう私も、料理をする時は問答無用でこの『男の料理』を踏襲するわけです。



今日の献立は、『カレーライス』


まさに、『男の料理』としてのトップランナーに挙げられる逸品です。


昨今では、「食べる漢方」という呼ばれ方もしているので、


カレーを作る方も多いと思います。


『男の料理』なんですから、


「カレーを作るには、まずは香辛料から・・・って


 ガラムマサラがないからカレーが作れねぇ!」と驚愕するでもなく、


『材料を適当に切って』


『材料を適当に炒めて』


『大鍋にぶち込んで、ひたすら煮込んで』


『インスタントのルーを溶かして出来上がり』


という、工程が大変明確な方法でカレーを作るわけです。



ここで『男の料理』特有の盲点というものがあります。


それが、『目分量』というやつです。


こまめに料理をせずに、食べ切るまで同じ料理でも飽きがこないタイプなので、


1度で何食分も作ろうとすると、


『目分量』というものが、膨大に膨れ上がっていきます。


今日のカレーを例に取りますと、


「大鍋にの容量の9割程度の水を入れて煮込んだ」ので、


カレールーを2箱分投入しても、


カレーらしさが全く見受けられない「スープカレー」っぽいものへと転身したのです。


以前、とろみがつかないとカレーじゃないと息巻いて、


結構な量の「水溶き片栗粉」を投入したのですが、


今度はお鍋の底の焦げ付きに苦労した失敗談も幾度とあり、


やりすぎるのは考えものと思ってか、手を加えることはしないようになりました。


「同じ失敗を繰り返すのは、バカだ」と指摘されれば、


反論の余地もなく私はバカに認定されるのですが、


次の機会は、ルーを2箱半で挑戦しようかしらと、


『目分量』の魅力に魅せられてしまうわけなのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ