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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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18年7月7日号『密室』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



まずはお馴染み、大辞泉先生のご登場です


【密室】とは…


【1.締め切って外から人が入れない部屋


 2.人に知られないようにした秘密の部屋】と明記されています。


2時間のサスペンスドラマの王道として、数多くの作品で取り上げられてきました。


こういった作品の大半は、登場する捜査一課がカギを握ります。


方や、あまりにも飛び抜けた捜査能力や勘働きを見せて、


些細な事件に挑んでいるうちに、


その奥に潜む幹部候補や大物代議士先生の謀略を暴いて逮捕に漕ぎつけるキレッキレパターン。


方や、権威を笠に圧力をかけていくモノの、閑職にある別の課の刑事や、


妙に鋭い勘を持ち、フットワークの軽い民間人に事件を解決されてしまうぽんこつパターン。


個人的な見解で恐縮ですが、


よくある密室殺人は、巻き込まれ型のサスペンスドラマで出やすいシチュエーションなのか、


後者で使われる方が多いように感じます。


とはいえ、豊富な知識や勘を持っているからこそ


民間人が主人公でも事件を解決に導けるワケでして、


その双方も持ち合わせていない逸般人が密室に出くわしても


迷宮入りはおろか、あっさりと忘れ去られていくことでしょう。


今回はそんなスチャラカをお届けしようと思いますので、肩の力はお抜きくださいね。



昭和の残骸のような住居に根差している逸般人宅ではありますが、


亀の歩みのような遅さではありますが、トレンドに沿おうとします。


あっという間に突き放されている感覚があるのは言うまでもありませんが…


その一環として購入したのは【LEDシーリングライト】


初めて点けた時は「蛍光灯の明るさは何だったんだろう…」と不思議に思う始末。


ここまで明るいのに消費電力は抑えられますし、交換の手間も省ける。


しかも定着していることもあってか、値段も手頃。


まぁ、いいこと尽くめだと日々を過ごして早半年…


暗くして、所謂豆電球がついている状態にしていますと、妙な点が浮かび上がってきます。


じぃーっと眺めてみますと、正体は虫の死骸。


光に集まる習性がある以上、これは仕方ないよなぁと思っていたのですが、


ここでふと「あれ?」と思ったのがタイトルの密室。


下側はボルトで固定されていますから隙間はありません。


となりますと、侵入経路は上からでしかないのですが、


光源の部分にセードカバーの重みがかかってきますから


その重みで蓋をしているのと同じですので隙間はできません。


となりますと、ライトの中は密室。


更に大掃除の時ぐらいしか動かさないモノですから状態は設置した状態のままです。


となりますと、この密室にどうやって虫が入り込めたのか…


サスペンスドラマでありがちな謎が残ります。


ですが、この謎を解いても真犯人が登場するワケでもなく、


そもそもこの密室が何らかの事件の引き金になっているワケでもありません。


基本的には「どうでもいい」密室ですので、真相を追求する理由もありません。


あっさり忘れ去られ、またふとした時にこの密室を思い出すのでしょう。


その前に「ちゃんと掃除しなさいよ…」と指摘されれば返す言葉もないのですが…

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