18年7月4日号『うわああああぁ…』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
ライトノベル作品に目を通しますと、
必ずと言っていいほど出てくるのがこのタイトルでしょう。
いきなり異世界と呼ばれる世界に飛ばされ、空中に放り出される。
巨大な敵に挑む際に、己の恐怖を振り払うかのように叫び飛び込んで行く。
強烈な一撃がその身を襲い、今際の際の言葉にならない断末魔。
例を挙げても、枚挙に暇がないほど、ありとあらゆるシーンで使われています。
ですが、これも一種の暴論なのかもしれませんが、
こんな言葉が出るのは、ティーンエイジャーの特権でしかありません。
曲がりになりにも人生経験を積みますと、早々な事では驚かなくなってきましたし、
仮に心に思ったとしても、喉の辺りで引っ掛けることができるようになるので、
中年のオッサンがこの言葉を口にする機会も、ほぼないと言ってもいいでしょう。
と、前置きはこれぐらいにしておきまして…
昨日まででしたら最後の一文は
【口にする機会も、ないと言ってもいいでしょう】と言い切れていたと思うのですが、
今日から【ほぼ】という副詞をくっつけないといけないと
思わず態度を改めてしまったお話をお届けしましょう。
めくるめく「知らんがな!」の世界をお楽しみください。
残っているご飯の量で夕餉の献立を考えようと炊飯器の蓋を開けますと、
中途半端とはまさにこの事かと感じる残り具合です。
1人分では少し多すぎて、2人分では微妙に足りない。
そうなりますと、冷凍保存をして炊き直す方針を固めます。
どれだけ機能が向上していても、ご飯の早炊きにかかる時間は45分程度。
炊けた瞬間によそってすぐに食卓に上らせるためのメニューですから、
それに対応できるのは冷凍保存しておいたカレーになります。
本来ならば、流水に浸けて融かすのがセオリーですが、
時間を取られたくない以上、熱湯を張ったお鍋に浸けて時短を目指したのです。
数十分後。
ご丁寧に【炊きあがりまであと5分】と表示してくれた頃合いで、
カレーの具合を確かめてみますと、ほぼないと思われた「うわああああぁ…」が
勢いよく飛び出していきました。
残念ながらパックの一部分がお湯で破け、中身の一部とお湯が混ざっている始末。
まだ半解凍の状態で固まっていたので、
大部分が流出してしまうという惨事は避けられたのですが、
こういった保存用のパックは、
日常生活で出せる範疇の温度には耐えられるモノだと思い込んでおり、
「何やねん、不良品やないかい!」と半ば憤りつつ箱を手に取ってみますと、
【耐用温度上限:70度】と小さく書かれていた所に目が行きます。
契約を反故にする際に必ず指摘される
「契約書の此処に書いてあるでしょう?読まなかった貴方が悪いんですよ」と指摘されて
二の句が継げずにモヤっとする状況に、似ているような気がします。
流出量が僅かで残った塊+αで2皿分を補い切れだったことが不幸中の幸いでしたが、
驚いた父が様子を見に来たので、結構な音量で言ったのでしょう。
思い起こすだけでも、恥ずかしい思いをも呼び起こしてしまうので、
無駄文を綴りながら、記憶から追い出すことに躍起になっているのです。




