18年6月30日号『手癖が悪い』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
久し振りに大辞泉先生のお力をお借りしまして…
【手癖が悪い】とは…
【盗みをする癖がある。または女癖が悪い】といった慣用句表現です。
先日の万引きで御用となった方が、管理室で事情を聴かれる際に、
「この手が悪いんです!この手が悪いんです!」と自らの甲を激しく叩く行動を起こされますが、
「結局はアナタが悪いんでしょう?」の一言で終わってしまう。
よくあるパターンですが、盗むことを全否定するワケではありません。
今でこそ入社時のOJTで、先輩方に色々とノウハウを教えてもらったこともおありでしょうが、
少し遡りますと「技術は見て盗め」と言われていた時代だったからこそ、
先日申し上げました【守破離】の教えが根付いていったのでしょう。
とあるアニメ作品の映画で
「奴は大変なモノを盗んでいきました…アナタの心です」という名台詞なんて、
一生に一度でいいから口にしてみたいモノですね。
閑話休題…
今回は逸般人の手癖の悪さに辟易しているというお話をお送りします。
めくるめく「知らんがな!」の世界をお楽しみください。
先に申し上げておきますが、
慣用句の意味としてではなく、字面通りの意味で捉えていただければと思います。
逸般人は窃盗の常習犯ではございませんし、
これからもそうならないように心せねばならないと考えております。
逸般人の手癖の悪さを痛感するのが、書籍を返却する頃合に訪れます。
返却日前日、書籍に汚れを付けなかったか
個人情報が明らかになるようなモノを挟み込んでいないか等の確認をしますが、
最後に背表紙の確認をすると、形となった悪癖に眉が曇ります。
特殊な加工が施されてカバーと本体が離れないようになっており、
それが本の耐久力の向上にも一役買っていますが、
背表紙の地の部分に結構な皺が残ってしまうのです。
原因は逸般人の読書のスタンスでして、
逸般人が無駄に大きな身体的スペックを保持しているというのは、
無駄文にお付き合いいただいている皆様ならご存知だと思いますが、
無駄に手もデカい逸般人は、片手で本を読んでしまう癖があります。
文字に起こしますと、中指を含む右側3本で表表紙を支え、
左側2本で裏表紙を支え、親指をズラすだけでページを捲るスタイルです。
ハードカバーではできませんが、
比較的軟らかい文庫本レベルになりますと癖でそんな形を取りますので、
背表紙にかかる負担はかなり大きいこともあって、跡となって残るのです。
【着た時よりも美しく】といった標語は、アウトドアの鉄則のように言われますが、
借りた書籍を借りた時よりも美しく返却できているかと鑑みた時、
書籍に対して申し訳ない気持ちが湧き上がってくるのです。




