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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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18年6月27日号『理解に苦しむ』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



誰かと意見を交換したり、時間をかけて議論を重ねてますが、


どれだけ妥協点を探ろうとしても、その内容は平行線を辿るばかり。


とはいえ、大の大人が子供みたいに喧嘩をすれば丸く収まるワケはありません。


そんな結果の一歩手前に使われる言葉に


「理解に苦しむよ…」と苦笑いを含んで使われることがあります。


所謂(いわゆる)、大人の最後通告のようなモノで、


結局お互いを理解することを放棄するのですから、


これを機に疎遠になったり、絶縁状態になったりと


マイナスの意味での別離へと結びついてしまう、願わくば口にはしたくない一言ですが、


何度も喉から出掛かるのを抑え込んできました。


と、基本的には対人で使われることが多い印象があるのですが、


今回は対物で理解に苦しむシーンに出くわしたお話をお届けしましょう。


めくるめく「知らんがな!」の世界をお楽しみください。



こまめに借りてこまめに返せばいいのでしょうが、


足繁く図書館に行けない現状での逸般人の読書ライフは、


目一杯借りて目一杯期限を延ばす事で成り立っています。


4冊目までは小説作品ですので、ジャンルの好み如何の差が響き、


読み終える根気の多寡はあれど、読了にまでは行き着けます。


(本当なら複数回読んで、文章表現などを拾い上げたいのですが、


現状では1度読み終えるのが関の山です)


そして最後の難関は俗に言うHowto本でして、


仮に真面な作品を手掛ける時のヒントになるような技術を


書籍から学ぼうと思って手に取ったのですが、


Howto本特有の難しさに手を焼いていたりします。


小説作品とは異なり、買う多くのノウハウと1冊に詰め込もうとするのですから、


厚みは他の作品と較べましても、1.5倍のボリュームがありまして、


読み切れるか否かの問題もあるのですが、


それよりも理解に苦しんでしまう状況がHowto本には詰め込まれているのです。


簡潔に申し上げますと、それは【視線の分散】と表現するのが妥当でしょうか。


小説作品を手掛ける際に、注意喚起される事柄に


3人称小説の視点移動が読者を困らせると取り上げられておりますが、


(Aを主人公だと思い、読み進めていくうちに、何時の間にか視点がBに移っていて、


視点の切り替えがどこで行われたのか全然分からないといった感じです)


それを指しているワケではありません。


Howto本を読まれた事のある方なら、ここで詰まったということはございませんか?


【図表:○○】


読み進めていきましてこれにぶつかりますと、指示された通りに図表を探そうとします。


数十ページ先といった構成はされませんから、容易に見つかりますが、


この言葉以降は、この図表の説明の文章が続きます。


そうしますと、図表と説明との間で目線が行ったり来たりを繰り返します。


そのうちに集中力が途切れてしまい、


「あれ?何処まで読んだっけ?」と既読の更に前のページから読み直さなければなりません。


こういったHowto本は、


ノートを広げて学習する教科書のような立場で必要になるのであり、


読破を目標とする逸般人にとっては、理解にまで落とし込む事も難しく映るのです。


読了の瞬間、何かが形となって残っていればいいんですけどね…

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