8月15日号 『結局使わず仕舞でしたMonday』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
「むだぶん」の序盤にこんなタイトルの「むだぶん」を発表しております。
『アタマ使ってますかFriday』
確認しますと、6月17日号に記載がありました。
それを確認の後に、本日分の無駄文をご覧になられますと、
より一層この無駄文をお楽しみいただけると思います。
(面白くなる事を保証するわけではありませんので、ご了承ください)
そこには理系的な頭の使い方をする事で、
普段使わない頭の部分を働かせるのも大切な気がします的な事を、
若干表現を盛った「むだぶん」でご紹介致しました。
さて、いきなり話の腰を折ってしまう話題となりますが、
ブーメランにどんなイメージを抱かれているでしょうか?
昨今でよく使われるのは、
代議士の先生が仰ったコメントが、後々になって自らを苦しめる。
『舌禍』を別の表現方法で表した言葉として取り上げられるようになりました。
今回は6月17日号の発言がブーメランとして突き刺さったという事です。
ふと、買出しをする用がありました。
しかし手に取った財布の中身を検めますと、
中には野口さんが一枚が頼りなさそうに収められていました。
小銭入れを確認しても心許ない様子。
とはいえ、衝動で白物家電を買うこともないだろうし、
押さえなければならないモノも大体決まっているので、
ATMに駆け込む必要もないと思い、普段遣いしているスーパーへ足が向きました。
価格が高騰して売り切れているモノでもなく、
某医療バラエティで「○○がいいですよー」と紹介されている商品でもありませんでしたので、
店内から姿を消すわけでもなく、価格も読みやすいので、
何とはなしに買い物カゴに商品を入れていきます。
そこでも気を留めないといけないのは財布の中の野口さん1枚。
足りなくなってレジでオロオロするのはかなり恥ずかしいので、
とりあえず暗算を始めます。
コツは表示価格よりもちょっと多めに見積もった計算をして、
消費税分の上乗せにも対応できるように考える事でしょうか。
そんなざっくり暗算を通して、野口さんで数十円お釣りが出るように算段し、
「まぁ、これで大丈夫だろう…」と高を括ってレジ前へ。
約1分後、レジが叩き出した数字に背中から気持ち悪い汗が流れていきました。
『お買い上げ価格 1000円』
消費税込できっちり野口さん1人分と落ち着きました。
「え?プラスマイナス0ですか!」と若干高揚感があったのですが、
冷静に考えてみると、
丁寧に計算に頭を使っていると、1000円で事足りるのは、
レジを通す前から承知できていた筈なのです。
「算数的なアタマを使おう」と自ら宣言しておきながらも、
この偶然の帳尻合わせに「全然アタマ使ってないじゃないか」と
後頭部に命中したブーメランに頭をさすりながら、スーパーを後にしたのです。




