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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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8月1日号『高身長だからこそのデメリット』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



久しぶりの『高身長だからこそのデメリット』です。


mixiやpixivでご覧になられている方ならご存知でしょうけど、


なろうでご覧頂いている方には初めての記事だと思います。


何を隠そうこの逸般人、


若干縮みはしたのですが191cmという無用の長物と所持しております。


ですが、この高身長を持て余し続けて約20年。


羨望の眼差しを向けられることは度々あったのですが、


当の本人はこんな身長をしてしまったお陰か、


結構な迷惑を被っているケースも往々にしてあるのです。


何本か話題は持っているので、


話題が尽きかけた時にこっそり引き出すのが個人的なセオリーとなっているのですが、


久し振りに新作が見つかりました。



少し時間を見つけることができたので、大手の家電量販店に足を伸ばしました。


Windows10が導入されて、数日。


主だったデスクトップパソコンやノートパソコンのOS変更で


どれぐらい価格が変更されたのか興味を持ったのです。


結論から申し上げれば、約2万円ほど上昇しておりました。


近頃のトレンドを存じ上げないので、「こんなものかなぁ・・・」と思う一方、


付随するセキュリティソフトの期限の短さに、


家電量販店の営業様からの「もう一声!」の掛け声が届いてきそうです。


(因みに、ウィルスバスター系の純正が5桁で並んでおりました)



その現場を少し離れますと、


現品限りや旧型なので安くなっている商品が陳列されています。


その中で敷地面積をそこそこ牛耳っていたのは「マッサージチェア」でした。


家電量販店に行かれますと、そのサンプル台に座って、


その揉み心地を感じているうちに、居眠りをされている方もいらっしゃる事でしょう。


最近は、読書・食事・スマホ・居眠りなどを禁止されている所もあるようです。


『パソコンや携帯デバイスの操作で目がお疲れの方はどうぞ』


無駄文の作成にも疲れます。無駄文じゃないモノの作成も疲れます。


「やっぱり疲れているのかもしれないなぁ・・・」と思ったのか、


ふと試してみたくなりました。


座り心地は上々でした。リクライニングの機能も上々でした。


ですが、逸般人が天国だと思ったのはその一瞬でした。


「いだだだだだだだだだだだだだだだだだだ!」


声も出せない悶絶の時間が約20分間も続きました。


確かにマッサージをされ慣れていないので、ビックリしたというのもあるのですが、


いくら力を弱めても痛いものは痛いのです。


何故?と思っていたのですが、結論はすんなり出たのです。


それがこの『高身長』です。


最近公開された男性の平均身長は167.3cm。


やはりマッサージチェアは平均男性の身長に合わせた造りとなっています。


そんな座席にどっかりと居座ってしまったのは191cmの逸般人。


誤差は23.7cmですから、色々な所にズレが生じてしまいます。


特に強烈なのは、首のコリを解すであろうマッサージは、


逸般人にとっては若干柔らかいであろう肩甲骨の周辺をゴリゴリ押され、


未だにその力強さの跡形が残っている感覚があります。


では、背中や肩を標準の体型の所に移そうとしますと、


両脚が押し出され、本来なら気持ちよく揉んでくれているであろう、


ふくらはぎのマッサージが受けられないという本末転倒っぷり。


気持ちよさにうっとりする20分は何処へやら。


20分過ぎた時の逸般人には、


全身に嫌な冷や汗を忍ばせた気持ち悪さだけが残ってしまいました。


どうやら高身長は、マッサージチェアとの相性はひたすらに悪いようです。

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