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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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7月28日号『THE ROOTs』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



ここ数日の更新時間の遅れであったり、日付変更線ギリギリだったり、


近頃妙に話題が季節性な話題に集中していたりと、


よく拝読していただいている皆様なら


「あ、コイツ、そろそろヤバくなってんじゃね?」と思われているかもしれません。


その思惑、大正解です。


遂に手詰まりがやってきました。


大体23時も10分ぐらいになりますと、「成り行き任せ」が始まって、


そこから怒涛の勢いで文字が流れて行くのですが、


最近になりますと、20分を越えてもウダウダしている始末です。


ここまでで約280字積み上げているようですが、全く中身がありません。


いつもは開き直って「スッカスカ」と自嘲する事もあるのですが、


話題が0は流石に洒落にならないなぁと思い始めたのです。



ちょっとだけ自信を取り戻そうと、


今まで「むだぶん」にいただきました感想を眺めていたのです。


その中で「むだぶん」に対して出てくる言葉にこんな言葉があったのです。


『気付き』


日常を深く見ているという言葉がありました。


私の言葉を使うならば「感受性のアンテナを広げる」事で、


色々と書ける事が増えると思い、それを続けた結果、


千数百本にもなる「むだぶん」は構築されていきました。


今回はそのきっかけとなったルーツを御紹介しようと思います。


未だに捨てずに取ってある本がありました。


『声優になるには』


学生時代、アニメではなくラジオから声優の世界を知るようになり、


ラジオのクロージングになるまでラジオを聴き続けた頃があり、


声優さんという職業に憧れを抱くようになりました。


結局、意志薄弱でその夢は露と消えてしまいましたが、


その本でインタビューを受けていたのが三石 琴乃さん。


その頃から、声優界のトップランナーとして走っていた方です。


そのインタビューの中で、「感性の補給」の話題となった時に、


こんな答えが返ってきたのです。


「映画を見たり、お芝居を見たり、周囲を観察したり、


そう、日常の全てがきっと……


たとえば、レストランのウェイトレスさんの喋り方を聴いて、


こう言うウェイトレスさんがいるんだな、とか、


人とおしゃべりをしている時も、その人の喋り方や人間性を感じるようにしています。


そうして自分の引き出しをまた一つ増やして、感じた事をそこにしまっていくんです」


―日常生活の全てが完成への補給であり、勉強である―


この言葉が根幹にあるように思います。


1つの事柄について当たり前のように受け取って終わるだけではなく、


どういった角度で切れば面白さが生まれるか、


それを目の当たりにして、一瞬感じた違和感をコツコツ広げる事で、


他人の意見ではなく自分の意見として加工できるか。


意見は人によって十人十色なのですから、


似通った意見や全く同じだという意見も出てくる事も往々にしてありますが、


自分で考えた結果なので、堂々と発表できるわけです。


「当たり前」をどうすれば「当たり前じゃない」ように見せられるか。


ここに注心しているように思えます。


今となっては声優という道は閉じてしまいましたが、


こんな形で影響力は残るものなんだなぁと、顧みて思ったのです。


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