7月24日号『この表現・・・やめません?』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
この「むだぶん」をmixiでご覧いただいている方には、
似たような内容の「むだぶん」を書いた事があるかもしれませんので、
「またこの話かよ…」と溜め息を零されるかもしれませんが、
千本以上は書き続けていると似たような内容が何本か出てくるかもしれません。
この場を借りてお詫び申し上げます。
関東地方は未だに梅雨明けの宣言は届いていないようですが、
西日本では既に梅雨明けが発表され、
真夏日がデフォルトとなっている日々が続いております。
とはいえ、今月の上旬のように35度以上の「猛暑日」に届くような日は
それほど多くないのか、ここ数年の厳しさには見舞われていないような気がします。
(それでも、33℃・34℃と一歩手前の状況に変わりないのも事実ではありますが)
とはいえ、今年は4月の時点での海水温が最も高かったというデータから
記録的な猛暑となると、
NASAの調査により推測されるという結果が出ているようです。
何度も申し上げていていて恐縮ですが、決して油断はなさいませんように。
そんな中、腑に落ちないと言いますか、
「これが油断を起こさせる原因になっていないか」と、
表現を変えた方が視聴者のためになるんじゃないかと思う事があるのです。
「テレビなんていらない」「テレビなんて見ない」
こういった意見を持たれる方が多くはなってきましたが、
そんな方々でも見ない事を避けられないものが「天気予報」でしょう。
いくらなんでも天気を無視して、傘を持っていかなかったり、
猛暑日だけど、ビジネススーツを着ようと考える人はいないでしょう。
気象予報を見る時に、週末の予定のために
「週間天気」を調べる方もいらっしゃるでしょう。
大まかな天気・そして最高・最低気温を見る事ができ、
「うえ?週末雨?これじゃぁ、海に行けないじゃん」とか、
「熱帯夜が何日続くんだ?冷却シート補充しようかなぁ…」と思惑を浮かべられるでしょう。
注目していただきたいのは「最高・最低気温」の欄です。
もっと細かく言えば、「最高・最低気温の色」です。
逸般人は奈良出身ですので、天気予報も近畿地方の天気予報になりますが、
大体は大阪の最高・最低気温が表記されます。
流石は全国でも有数の高温地域という事で、
並べられる数字は34・35℃と群を抜いていると思われます。
背景にある色は青・緑・赤と分けられており、
青は平均気温より低く、緑は平年並み、赤は平年より高くなっています。
そしてここ一週間の週間天気予報では、
30℃で青、34℃で緑、35℃で赤く表示されていました。
決して平年並みの緑だからと言って、熱中症へのリスクは下がる事はありません。
こういう色分けが、「まだまだ大丈夫」というあらぬ誤解を生み、
熱中症への油断を引き起こす一因になっているような気がします。
予想最高気温と熱中症リスクを分かりやすく明記した方が、
正確な情報を伝える上で大切じゃないのかなぁと、
34℃で緑色という表記を見て思うのです。




