7月23日号『骨が折れる』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
世間では夏休みに入ったそうですね。
子供たちの歓声が夏を彩っていく一方、
家事に忙しい世のお母さんは大変なんだろうなぁと、思える世代になってきました。
どうやら、「ポケモンGO」の配信されたようで、
屋外を歩き回る方も多くなりそうな勢いだそうですね。
水分と塩分の摂取を促してくださいね。
そんな夏の恒例行事として毎年行われているのが、
『〇〇(24~27)時間テレビ』の存在です。
昨今は、そのチャンネルのみが放映している時間もありましたので、
稀少性という部分で効果があったように思えたのですが、
昨今は丸一日放映を続ける放送局が当然になったのと、
企画時代のマンネリ化、その他の諸々の思想などの食い違いなどで、
非難される要素が浮かび上がってきたのか、下火になりつつあるような気もします。
そんな中、地味に骨が折れるんだろうと思われるシーンに出くわしたのです。
お手許にある方は、新聞をご用意ください。
普通の新聞・スポーツ新聞等の種類は問いません。
最近は新聞を取られない方もいらっしゃると耳にします。
そんな方は新聞を想像してみてください。
色々な内容の事件記事・ゴシップ・スポーツ・経済欄が、
新聞社の思想を入り混じって書かれていますが、そういった所はスルーしてください。
見ていただきたい欄は『テレビ番組欄』です。
私の脳内にあるテレビ欄は、裏一面にありました。
色々なテレビ番組が時系列に並べられています。
ドラマになれば、ドラマ名と出演者、そしてタイトル。
バラエティ番組になると出演者だけ。
洋画やアニメになると、声の出演と色々と情報が書かれ、
視聴者を惹き付けるための言葉達が並べられています。
ですが、そこに書かれている内容は、
あらかじめ編集された番組の内容を確認した担当の方が、
注目を集めるようなキーワードを集めて
一時間なら一時間、二時間なら二時間の枠に言葉を埋めていきます。
それぐらいの長さなら内容だけで埋められる事は可能でしょう。
しかし、午後6時30分からのぶっ通し、しかも生放送。
ざっくりとした内容は教えられているかもしれませんが、
何が起こるのが分からないというのが生放送の醍醐味の1つですから、
何が面白いのかを見極めるのも難解になります。
しかも求められる文章量が普通の枠よりも遙かに多くなります。
所持している新聞に書かれている文字数は10文字×39行=390字。
Twitterなどで140文字以下の短いものを書くのには慣れているかもしれませんが、
1文字も欠けたり余ったりする事も許されない条件の記事を書く事ができるか?
冷静に考えると、かなり骨の折れる工程に映るのです。
因みにこの生放送は、明日の21時まで生放送が続くわけですから、
明日の朝刊になると、この長さが数倍に膨れ上がっていくのです。
皆様も、明日の朝刊のテレビ欄を拝見されたら、
「大変だったんだろうなぁ……」と気遣った気持ちをお持ちになってください。




