表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/3370

7月21日号『取っておいても使わない?』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



「何かのために役に立つかもしれない」


そんな思いで断捨離を思い留まっているモノってございませんか?


例えば、一度も火を灯していない数年前のアロマキャンドル。


安さに飛びついては見たものの、日の目を見ていない新品のままの革靴。


読まれる機会に恵まれなくて平積みしている漫画や小説。


それぞれがこの思いで取ってあるモノはあると思います。


逸般人からすれば、プログラミング関連の書籍がそれにあたります。


将来仕事上で必要になってくるかもしれないと、


UNIX系OSを操る時に必要な書籍・HTMLやJavascript等のWeb関連の書籍・


もっと本格的なC言語大全集・Androidアプリを組むためのJava・


データベースを操るSQLやAccess関連の書籍もゴロゴロ転がっています。


必要ないから捨てればいいじゃんと考える事もあるのですが、


各書籍の裏表紙に書かれている【本体価格3800円】や【本体価格2200円】等々、


書籍代だけで福沢先生が何人もお亡くなりになるぐらい、


結構バカにならない価格の書籍がラインナップされているのです。


しかも更に悔しい事に、


その中に1度もページをめくった事のないようなモノ達が、


最初に書いた思い込みに、さらに拍車をかけてしまっているのです。


専門書ですから、売っても結構な額にはなるとは思いますが、


今も背中に置いてある本棚の主として鎮座しているのです。



初期費用のかかった書籍もその一つではありますが、


今回はそんな初期費用がほぼかかっていないのに、使わないものを紹介します。


(意見には個人差がありますので、食い違いがあるかもしれませんがご了承ください)


それは『昨年のカレンダー』です。


そりゃぁそうでしょう。


去年のカレンダーなんて使いどころがないのは当たり前じゃないか?


何言ってるんだコイツとお感じの方もいらっしゃる事でしょう。


ですが、この話にもちゃんと続きがあるわけです。


唐突ですが、質問です。


『役目を終えたカレンダーを再利用する方法を考えてみてください』


例えば綺麗な風景を切り取った写真だったり、


有名なイラストレーターさんが手掛けられたイラスト集だとすれば、


切り取って額に飾って鑑賞用にするという手がありますが、


今回は何の変哲のない普通のカレンダーだとしましょう。


大半は紙製品ですのでリサイクルするか、破棄の道を辿りますが、


ちょっと勿体ないと思われる方なら、


『何分割かに切り分けて、カレンダーの裏をメモ帳代わりにする』


常套手段の1つとして利用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?


この急造メモ帳を使う機会に恵まれないのです。


そのライバルは『付箋』


簡単なメモやアイディアは、付箋に残す事ができますし、


最大の利点は、『何処でも貼り付ける事ができる』点でしょう。


何処かのノートにペタリ、ネタ帳にペタリ、机の上にペタリ、


私を含め少々物草な方は、モニターの周りが付箋だらけという方もいらっしゃるでしょう。


そうなると、走り書きの役に立ちそうなメモ帳の立場はありません。


しかも、中途半端な大きさに切り分けられたメモ帳ですから、


単なる数行の走り書きのためにそのメモ帳を利用するのは勿体ないし、


本格的に何かを書くとなると、散らばって収拾がつかなくなるリスクを回避するため、


ファイルしやすいようにルーズリーフに書き残す事でしょう。


しかも、単純な紙性という訳ではなく、


プラスチックコーティングされているカレンダーですと、


表面がツルツルしていて、シャープペンシルなどの鉛筆系で書こうとすると


結構苦労しますし、ボールペンとなると修正に手間取ってしまいます。


それでもいつかは使う日がやってくるだろうと思って残すのですが、


冷静に考えると、素直に廃棄した方がいいのかなぁと、


近頃の付箋の大活躍を顧みてしみじみ思うのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ