26年4月6日号『センチメンタルにセンチメンタル』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
初期の携帯電話から
利用し続けている立場からすると、
モバイル接続サービス、
iモードの終焉を告げる広告が
流れてきますと、
否応なしにセンチメンタルな
気分になります。
用もないのにメールの問い合わせ・
電波状態が悪いと
アンテナを伸ばして振った・
大晦日から元旦になった直後から、
友人に送り続けたあけおめメール・
何度も好きな曲を聞き、
耳コピして作った着メロ・
3和音に対応できただけでも
時代の最先端を行ったと
優越感に浸った時もありました。
センチメンタルとしてもう1つ。
長年奈良に根差している方にとって、
あやめ池遊園地と聞きますと、
懐かしさを感じる方も
おられるでしょう。
USJが登場するまでは
奈良県にはドリームランドと
生駒山上遊園地があり、
夏はプール・冬はスケートを楽しみ、
それ以外の季節でも
奈良唯一の動物園として
小学校の遠足の定番の場所でしたが、
USJへの人気が一極化した
影響で客足はみるみる遠のき、
閉園から既に20年以上。
今残っている遊園地は
生駒山上遊園地しかありませんし、
日本最古のケーブルカーが
走っているという強みはありますが、
1929年に開園とあって
100周年を迎えられるかどうかも
不透明な程の逆風に晒されています。
問題は廃業後の跡地の処理。
ドリームランドは結局
買い手が付かないまま放置され、
廃墟として不名誉ながら
著名度を得ているとか。
あやめ池遊園地もその憂き目に
遭いそうでしたが、
近畿大学がその土地を買い取り
小学校へと姿を変え、
日々児童が登校しますし、
折しも、今日が入学式という
小学校が多いと聞きますから、
期待に胸を膨らませた
お子さんも多かったことでしょう。
小学校の他にも
住宅地へと建て替えられ、
公園には桜が植わっています。
昨日の佐保川でもお話ししましたが、
先日の荒れ模様を凌ぎ切って
咲いていた桜も徐々に
吹雪模様になって
花見客の目を楽しませています。
遊園地の賑わいを知る者としては、
遊園地時代を偲ばせる
遺構を探すのですが、
見覚えがあったのは、
遊園地から動物園に行くには
あやめ池に架かる橋を渡り、
そこにあったジェットコースターを
見ながら歩いたと
記憶しているのですが、
(20年以上も前ですからあやふや)
その橋だけが残っている。
綺麗に整備され、
有効活用されているのは
嬉しさもあるのですが、
それは半分で
時の流れの非情さに
無念さも半分忍び寄ります。




