25年9月26日号『持ち主に似る?そいつは困るよ』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
10月17日の逸般人です。
パネリストとして
出席するキャラバン前日の夜です。
座席は100席用意されており、
1週間前の段階では半分ほどで
まだ余裕があると思いきや、
どうやら木曜日の段階で
満席になっていたと
お世話になっている方から
お話を伺い、2カ月前に
二つ返事で了承した自分を
ぶん殴りたくなってきました。
と、今更悔いたとて詮のない話。
無駄文のように
泥縄式成り行き任せで
当日を迎えることになるでしょう。
閑話休題……
ペットは飼い主に似る。
無駄文をご覧くださっている
皆様の中にもペットを飼われた
経験がおありなら、
身に覚えのある方も
いらっしゃることと思います。
一見オカルトにも聞こえますが、
ここ近年の研究によりますと
イヌとその飼い主は見た目と行動が
似ているだけでなく、
共に過ごす時間が長くなるにつれて
性格の類似性が深まっていくと
科学的根拠がなされました。
他の種族は異なるかもしれませんが、
大古からヒトとの関りの深い
イヌですから、さもありなんと
言った所でしょうか。
逸般人も子供の頃
犬を飼っていたこともあって
この研究結果を
好意的に受け止めたのですが、
今回、取り上げるのは
有機物が対象ではないのです。
めくるめく「知らんがな!」の
世界をお楽しみください。
てんこもりにある逸般人の欠点。
その1つに根性のなさがあります。
ある程度まで踏ん張るものの、
何かの拍子で張り詰めていた
集中力の糸が切れる音が
心から聞こえた時が最後、
待ち受けるのはグダグダの末路。
絶好のタイミングで引き際を
決められればいいのですが、
人間、欲深い生き物でして
そんな時に限って
「もっと、もっと」と欲を張る。
典型的なダメパターンです。
その気質が持ち物に似る。
消耗品は繰り返して使っても
壊れない頑丈さが求められますが、
あっさり壊れてしまうと
持ち主としては困るわけです。
聞いてます?五本指ソックス君?
おろしたてなのに
2回履いただけで
足の裏が解れて穴が
開いているようでは
消耗品失格なんですよ……
しかもアナタ、頑丈さを売りに
してきましたよね?
その根性を見込んで
普通の靴下よりも値の張る
アナタを買ったんですよ。
期待外れでは困るんです。
新品なんだから
しっかりしてもらわんと……
え?持ち主に似る?
確かに持ち主も堪え性ないですよ。
かと言って、それを真似しろと
言った覚えはありません。
これなら新品を下ろすのも
及び腰になりますよ。
道具の本懐は使われてこそ。
そのあたりを
肝に銘じていただきたいものです。
……と、グダグダ言っても
一言も返事はしてくれませんけどね。




