25年9月21日号『その感覚、わかんない』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
暑さ寒さも彼岸まで。
昔から言われ続けて
すっかり死語になっています。
今年も40℃を超える酷暑が幾日も
あった中、見事な帳尻合わせで
気温が収束しつつある。
不思議なもんだと感心します。
その影響が及んでいるのがお祭り。
これまでは真夏に催されましたが、
ここ数年で様相は一変。
涼しくなる秋シーズンに
多く計画されています。
確かに夜・真夜中でも
そして屋内でも熱中症に罹る
リスクが高いとなると
真夏に夜祭を催すのは危険すぎると
運営側も慎重になるのは当然です。
ただ、少し残念なのが
薄くなりつつある季節性。
花火はやはり夏に
団扇を仰ぎながら
鑑賞するのがオツというもので
(和装が似合ったりビールが飲めれば
更にクオリティは向上します)
真冬にいきなり「ど―――ん!」と
音が鳴ると雷か爆発かと
おっかなびっくりになってしまう。
季節感の錯誤には
少々興の冷める思いにもなります。
閑話休題……
先日、お話ししましたが、
健康維持・増進のために
できることはやっておきたいと
新たな習慣づけを目指して
始めたのがツボ圧し。
アルツハイマーを悪化させる
物質を取り除く新薬が
次々と発表され、西洋医術の
進歩が目覚ましい中、
圧すだけで効果がある?
そんな非科学的な……と
軽視しがちな経穴ですが、
健康診断でC判定という現実を
受け止めますと、ここから
改善するとは思えませんし、
通院・投薬でお金がかかるのは
得策ではないと考えますと、
タダかつ誰でも簡単にできるなら
やってみない手はない。
年季が入った銭湯だったり
Webを検索すると
全身に張り巡らされたツボが
紹介されていますから
気になる所を圧せばいい。
簡単な工程ですから
続けるノルマは3週間、
効果が見えにくいものですから
飽き・三日坊主との
戦いになりますが、
無心で続けるしかなさそうです。
そんなツボ圧しの動画を見ますと、
こんな解説がなされます。
「痛気持ちいいぐらいの力で
圧しましょう」
関連動画をご覧になられた方なら
一度は耳にされた言葉でしょう。
この感覚がよく分かっていません。
苦痛と快楽は対称の関係で
両立するとは考えにくく、
圧すとただ痛いだけ。
流石に堪えられない
激痛レベルではありませんし、
習慣化を目指して日が浅く
圧すコツもよくわかっておらず
下手に強く圧し過ぎているから
という疑惑もありますが、
何処に気持ちよさが忍び寄るのか
その感覚が全く掴めません。




