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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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3310/3370

25年8月24日号『これ、デザインかい!』

 貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。


 暑いのは仕方がない。

これは肌感ですから避けられません。

それならば他の感覚を涼で埋めて

バランスを取っていきたい。

肌感を触感と定義しますと、

あとは目・耳・鼻・舌の四感。

耳はセミの合唱で占められ、

(最近はツクツクボウシが

増えてきているとはいえ)

ワイヤレスイヤホンで遮断しても

カナル型のイヤーピースで

密着すると耳が蒸れがちになる。

鼻はアスファルトの照り返しの

熱波で常に息苦しい。

残すは目と舌に頼るしかなく、

冷たいものを好む舌だけでは

バランスが取れないとなりますと、

残るか目。

この猛暑で眼福を得るには

青の寒色系や白を眺めるのが

理想だったはずですが、

110円ショップの入り口付近に

置かれている季節商品が

しっかりハロウィーンに様変わり。

メインの配色はオレンジと

見事な暖色系。

空調が効いている空間とはいえ、

(ぬく)さを感じるのは

御免被りたい。

これが10月末ですから

2カ月少々続くわけで、

もうちょっと続けてよ夏仕様と

どんよりしています。


閑話休題(それはさておき)……


 物事はよく観察しなければ

思わぬ落とし穴にハマってしまう。

そんなスチャラカをお届けします。

めくるめく「知らんがな!」の

世界をお楽しみください。


 ユーズドショップで見つけた 

550円のボトムス。

この値札を見て目を丸くします。

前々からお話ししていますが、

頭一つ抜けている逸般人、

一般的なサイズの衣服ですと

丈・股下共々短くて足らず、

試着しては露わになった

足首を見て溜め息1つ。

素肌を隠すには腰骨で引っ掛ける

腰穿きにするしかなく、

四十半ばでそれは

流石にみっともないと

丈をカバーできる長さ

(84cmが適切)の商品を探しますと、

そこにあったのが先程のボトムス。

あまりの激安に

疑いの目を向けつつ試着すると、

ウエスト・丈の長さも含めて

ジャストフィットの履き心地。

もう少し踏み込めれば

ハマらずに済んだのですが、

探し当てるまでに1時間弱経過し、

疲労感で目も節穴になっており、

引き取りました。


試着していますから

早速翌日下ろします。

これで550円かぁとしみじみ思い、

後ろのポケットに手をやりますと

あるはずのそれがない……

確かに切れ目らしいラインは

ありますがそれはただのデザイン。

スマホや目薬なら入りますが、

ごっつい長財布が入らない。

リュックのサイドポケットで

間に合わせますが、

今度はふとした瞬間に

「あれ?財布何処行った?」と

常時冷や汗との戦いを強いられる。

これは慣れるしかないと

後ろ手で頭を掻いています。

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