25年8月15日号『フードファシズムの波』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
まだまだ酷暑日が続きますが、
初秋を強く意識すると五感を通して
断片が感じられるようになりました。
耳からはツクツクボウシの初鳴、
そして目からはトンボの滑空と
一歩一歩着実にやってきていると
思い込まなければ
やっていられるかと半ば自棄に
なっている感がありますが、
皆様、如何お過ごしでしょうか?
残暑お見舞い申し上げます。
避けられない終戦の日。
今年は80年の節目とあって、
否が応にも緊張感が高まります。
周年ごとに時の宰相による
談話が発表されるのが習わしですが、
とはいえ、選挙戦を通じて
すっかり人心が離れている状況が
浮き彫りになっている時の宰相が
何を残すのかにも注目されています。
センシティブな話題や思想は、
胸の内に留めるだけでよく、
何故それを言語化するのか。
小説家・作家のSNSアカウントで
堂々と主張を投稿されるのを
見る度に肩を落とします。
何時まで過去をほじくり返すのか。
極端なことを言いますと
日本という国が滅びるまで延々と
反省と謝罪を強いられるのか。
「許そう、しかし決して忘れまい」
シンガポールの初代首相、
リー・クアンユー氏の言葉こそ
個人的に理想的と考えています。
閑話休題……
フードファディストの波は
着実に逸般人の膝下あたりまで
押し寄せてきています。
しかし、これは致し方ないことで
粗食・暴食によって
栄養バランスが崩れていると
自覚している以上、
生活習慣病に怯えるのは
ミッドライフクライシスの一環。
健康生涯を延ばすためには
生活環境の改善が必須でしょう。
そんな中SNSで、
健康を損なう食べ物が
1分の動画でまとめられています。
その代表格が野菜ジュース・
メロンパン・レアチーズケーキ・
揚げ物・お弁当・フライドポテトと
思い当たる節が色々ありますが、
挙げた中でも筆頭は揚げ物。
高カロリー・高脂肪・
トランス脂肪酸の生成・
アクリルアミドの生成・油の酸化・
AGEs(最終糖化産物)の増加と
マイナス要因のオンパレード。
そして冷蔵庫を新したばかりで
揚げ物料理を作って
油跳ねで汚すのはどうかと思い、
作らなくなりました。
そうなりますと、
わざわざ買わなくても良かったと
後悔するのがキロ単位の食用油。
少量のボトルで事足りるのなら、
わざわざ重い思いをしてまで買う
意味が見えてきませんし、
マヨネーズで代用がきくとなると
そもそも買う意義が見られず、
どうしても食べたい時は
週に1度、出来合いの物を
買って帰るようになっています。




