7月10日号 『年波』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
この逸般人は年齢も様々な場で公表しているので、此処で晒しても
何の影響も及ぼさないので申し上げますと、36歳を1カ月過ぎました。
もう一言付け加えるとするならば、36歳のオッサンです。
確かに体力も10代~20代と比較すると、落ちている事でしょう。
記憶力や柔軟な発想力にも徐々に陰りが見え始める頃です。
油断しますとこれから一気に急降下だって大いにあり得るわけです。
『寄る年波には勝てない』
この言葉が徐々に重みを増してくる感覚があります。
という現実的な年波ではなく、じわりじわり迫りくる年波、
御理解いただけるような表現をすれば『間接的な』年波といった所でしょうか。
その最初は『子役』からスタートします。
それから『漫画やアニメの主人公』・『高校球児』・そして『グラビアアイドル』
次は『プロ野球選手』・『若手俳優(もしくは女優)』・『お笑い芸人』・
『バラエティタレント』・『若手実業家』と続き、
そして終着点が『国会議員』へと行き当たります。
さて、これは何を表わしているでしょうか?
ヒントはタイトルに明記している『年波』です。
クイズ形式ですので、暫く空欄を用意します。考えてみてください。
これぐらい離しておけば大丈夫でしょうか。
正解は『年下になる事を実感するタイミング』です。
まずは小学校あたりから、子役タレントや子役俳優さんよりも
自分の年齢よりも年下である事に驚きます。
徐々に年齢を重ねて中学生時代になりますと、『漫画やアニメの主人公』。
高校生辺りになると、屈強な肉体を持つ高校球児が年下となり、
デビューが早かったり、オーディションでグランプリになった新人アイドルも同等です。
大学生辺りになりますと、グラビアアイドルが、
社会人になるとプロ野球選手が年下になり始めます。
お笑いの学校からスターを目指すお笑い芸人・若手俳優・
日の目を見なかったアイドルがバラエティタレントになるのも20代半ばごろ。
30台の大台を迎えると『青年実業家』が年下の年代になってきます。
そして、最後の関門がついにやってきました。
今日は総じて選挙特番を目の当たりにしていたのですが、
初当選を果たし、議員先生になる方を眺めてみると、
徐々に年下の候補が選挙戦を勝ち抜いて、明日から先生と呼ばれるようになるのです。
私の地元奈良県から当選を果たした国会議員の先生は「37歳」と
逸般人と1つしか離れていない事に驚かされてしまいました。
『年下』のボーダーラインが上がっていく事に、
間接的な年波を肌で感じ取ってしまうのです(汗




