3月23日号 『Born in the USA』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
先日も懐かしい音楽の話をしてしまって、若い方々を置き去りにしてしまい、
少々申し訳ない気持ちに駆られてしまったのですが、
今回はそれ以上の方々も「?」と思われるタイトルを持ってきました。
そりゃそうです、今回は【The Times】も【Border】も飛ばしてみました。
それでも懐かしいとお感じになられる皆様、ありがとうございます。
目を閉じればアップテンポな曲調に小林克也さんの軽快な口調が呼び起こされるでしょう。
『Born in the USA』はBruce Springsteenが産んだ
80年代の一時代を象徴する曲です。
ベトナム戦争について書かれている部分があったり大統領選挙運動に使われたりと、
結構曰くつきの曲ではありますが、曲調はポップになっています。
興味を持たれた方は1度検索してみてください。
閑話休題…
縁があって【World Baseball Classic】の決勝戦を観る機会に恵まれました。
結果はご存知の方も多いと思いますが、ようやく野球の本国に栄冠が輝きました
本腰になる態勢が整ったのか、出場選手は全てメジャーリーガー。
放たれるストレートは速く、且つ物凄い曲がり方を見せ、
同様の球でも躊躇なく打ち返せてしまうバッター。
特に顕著だったのは、守備の部分でミスを見せようとしなかった部分でしょうか。
そんな圧勝劇を垣間見て、最初に引き出しから出てきたのがこの曲で、
その曲の影響もあってか、気分も高揚しつつあったのですが、
それに誘われてか、別の引き出しが開いたのです。
「他にもUSAを意識するような事があったよ」と…
何だったかなぁと首を捻って暫し。最近の出来事でしたのですぐに繋がりました。
映像化されたのはお米の袋です。
現在ストックされているお米の袋を確認してみますと、
オモテ面に大きく【米国産】の文字が大きく自己アピールをしておりました。
輸入に頼っているこの国ですが、お米に限っては食料自給率は100%と、
小学校の社会の授業で学んでいましたので、海外産に注目の的を当てる事はなく、
90年代にお米が凶作だった時期があり、インディカ米(タイ米)を緊急で輸入した時も、
食卓に並んだという記憶もなかったのですが、
あまりの国産米との価格差と、
複数原料米が細かな粒になっているクオリティの残念さが重なり、
では、見た目で粒の揃っているカリフォルニア産を試してみようという運びになったのです。
厳密に見れば、国産米とは種類が異なるようですが、
水加減や炊き方を工夫する事でどうにかなるんじゃないかとも思えるのです。
何せ【米国】と漢字で書かれる国ですからね。