3月8日号 『GOCHA』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
思わず「はぁ?」となるようなタイトルで申し訳ございません。
しかも、少し読む方を選ぶ恐れのある無駄文となっております。
とはいえ、こんな訳のわからない導入からですので、
自ずと路線はスチャラカに向いているというのは、ご理解いただけると思いますので、
めくるめく「知らんがな!」の世界をお楽しみください。
基本的に昭和の古臭いオッサンのイメージを踏襲していますので、
趣向もそれほど変わる事はありません。
やはりスポーツといえば【野球】に重きを置いてしまいます。
プロ野球の世界は2月1日のキャンプインからではありますが、
一般的には、やはりリーグの開幕戦が球春到来であり、
その谷間となっている今月のオープン戦の段階では、耳目を集まりません。
ですが、今年は【WBC(World Baseball Classic)】開催の年ですので、
旗色が大きく異なってきます。
先日から国を挙げての総力戦の火蓋が切って落とされ、
1つのプレーで戦況が大きく傾いてしまう、ヒリヒリする展開が続いています。
昨日、そして今日と連勝を果たしたようですが、
快勝というよりも、辛勝というイメージの強い厳しい戦いだったように感じました。
そこで、この【GOCHA】という言葉が出てくるのです。
振り仮名を振りますと【ごっちゃ】と読みます。
少し前までは、1つの球種とストレートだけで打線を抑えてきた時代がありましたが、
ここ最近では、数多くの球種を投げられる事を強みにする投手が増えてきたようです。
皮切りはダルビッシュ選手でしょうか。
多彩な変化球を操る投手を【7色の変化球】と賞賛していましたが、
彼が投げられる球種は14種類と、種類だけならば2倍の数を誇ります。
そこまで増えてくると、変化球の呼び方も増えたり新しくなったりと、
ごちゃごちゃし過ぎて覚えられなくなってくるのです。
例えば、直球と呼ばれるストレートであっても、
ストレート(詳しく述べればフォーシーム)・ツーシーム・ワンシーム。
近頃最も多くの投手が投げているであろうスライダーに関しては、
スライダー・縦スライダー(Vスライダー)・高速スライダー(Hスライダー)・カットボール。
フォークボールにしても、フォーク・チェンジアップ・スプリット(SFF)と
球筋によって細分化されている言葉が一気に登場し、
1種類しかないシュート・シンカーに、何だか不憫な印象を持ってしまうのです。
新しい言葉を作りすぎている感じがありまして、
定着の域にまで行き届かない球種が出てくるだろうと、新たな球種が紹介されるたびに思うのです。