2月5日号 『どうするんでしょう?』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
唐突に「むだぶん」のアイディアが湧いてくる機会が結構あります。
1日1本を大前提としている以上、こういった天啓にはいつも助けられており、
もう1つの隠れた条件である「最低でも1000文字以上」がクリアできるかどうかと考えながら、
蛇足そのものの文章を頭の中で書き起こしはじめます。
そんな天啓が今日もまた浮上してきたわけですが、考え続けているうちに、
「あぁ…これは問答無用の無駄の極みだわ…」と天啓に感謝すれど、
内容の薄っぺらさに苦笑いを浮かべてしまいました。
「他に何かないの?」と改めて思いを巡らせたとしても、徒労に終わりそうな雰囲気ですので、
本日はこの『無駄の極みジジイ』をお楽しみいただければと思います。
約20年ぶりに日本人横綱が誕生し大団円で幕を下ろした大相撲。
何度も綱取りのチャンスがありながらも、惜しくも逃すを繰り返してきたので、
「応援はするけども、過度に期待しちゃぁ…」とジリジリしながら、
相撲の中継や結果を見つめていた方も多いかもしれませんね。
1度優勝をすると流れが変わるのか、そこからポンポンと繰り返す事もあるようで、
春の大阪場所からの4横綱を筆頭とする優勝争いにも興味を惹かれている事でしょう。
とはいえ、初場所が終わってそこそこ日が経ったというのに、
相撲の話題は新鮮味が失われていますが、それでも相撲から派生するお話です。
久し振りに『大相撲トーナメント』を観る機会に恵まれました。
普段ならば大相撲は15日間で行われますが、
超短期の1日で優勝力士を決めるのがこの大会です。
歴史と伝統のある国技ですから、土俵から花道あたりまでは女人禁制なのですが、
この大会のレポーターに女性が立たれているので、
普段よりも華やかさが足されているイメージを持ちます。
1日限定のトーナメントですので取り組みごとの懸賞金ではなく、
結構な額の優勝賞金がかけられていますし、副賞も豪華なモノで、
牛1頭・お米1俵等等、総額は1000万円を超えるという大きなタイトルです。
今回目をつけましたのは、『副賞』の部分です。
上で取り上げました、牛1頭ぶん相当のお肉・お米1俵などは、
食べる事も仕事の1つとして欠かせない力士の方々や、
大量のちゃんこを作らなければならない部屋のおかみさんにとっては、
エンゲル係数を僅かでも抑えられるでしょうから大助かりだろうなぁとは思えるのですが、
副賞はその他にもあるようで、液晶テレビ・最新式エアコンが名を連ねていました。
いくら『最新式』を強調したとしても、この時代に液晶テレビとエアコンです。
念の為に、幕内トーナメントに出場可能な幕内力士の方のお給金を調べますと、
1場所で120万9000円と、一般人目線なら顎を落としそうになるぐらいの高値ですから
最新式の家電でも安易に手に入れられる副賞です。
「故郷に錦を飾る」ように、実家へのプレゼントに家電を送るとしても、
既に実家にもプレゼントされているでしょうから、
「我が家は1部屋にテレビ1台は欲しい!」という主張がない限り必要性を感じませんし、
オークションに出品するほど窮しているようにも思えません。
貧相な考え方しか持てない逸般人としては、
おそらく余ってくるであろう副賞の行方がちょっと気になってしまうのです。
まぁ、逸般人が副賞をいただけるというわけではないんですけどね…