1月25日号 『使い切れない』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
何度か申し上げておりますが、この逸般人、飽きっぽいのが玉に瑕です。
個人的なブームの波が押し寄せてきた時にだけそれに熱中する事が往々にあります。
これまでにも様々なブームが潮の満ち引きのように訪れてきました。
沢庵・ヨーグルト・キムチ・そして今日からは蜜柑。
ですが、そこから「定着」と呼ばれる域に到達するためには、
相当なヒルクライムである「気分」を突き抜けなければなりません。
それを突破した数少ない猛者達が、
納豆であり珈琲、最近ではソーセージだったりするのです。
今日からと申し上げました蜜柑も、購入初日となった本日、
既に5個ほど平らげて、今も脇に3つ転がっています。
そんなハイペースで消化すれば、あっという間に無くなってしまいそうですが、
気分屋の虫が、どのタイミングで逸般人の中を這いずり回るかは本人にも解りかねます。
突如、「あー、何かもう飽きた」と思ったが最後、
数ヶ月はそっぽを向いて手をつけないまま、ダメにした食品も数知れず。
こういった気性の持ち主ですから、身を固める事に対しては全く不向きなのでしょう。
そんな逸般人だからこそ頻繁に起こってしまうスチャラカ路線をお届けします。
めくるめく「知らんがな!」の世界をお楽しみいただければと思います。
現在の時刻は23:02と表示されています。
そんな逸般人のデスクトップを客観的に申し上げましょう。
黒いデスクトップパソコンと中古で小さめの液晶モニター。
シルバーと黒で構成され、
Enterボタンが壊れて強打すると飛び出してしまうオンボロキーボードで文章を叩きます。
近くには残りわずかとなった目薬が2個、
キーボードの前にはUSBや筆記用具、印鑑などを保管してある筆記用具入れと黄色い付箋。
液晶モニターの下には食べる予定である蜜柑が2個と使いかけのメモ帳2冊と緑の付箋。
脇にはUSBポートに刺さって充電されているガラケーに
コーヒーパックから入れたこれから温めるであろうマグカップ。
市販されている咳止めの粉薬、シャープペンシル、そしてオレンジ色の付箋。
枕の近くにも走り書き用のピンク色の付箋と使いかけの「らくがきちょう」1冊。
もうご理解いただけますよね?
逸般人の周りには『中途半端』という言葉で満たされています。
それぞれの場所で残っている付箋の分厚さもまちまち。
メモ帳2冊もそれぞれに色々と書き殴っている形跡がありますが、
残り数ページが埋まらないまま数年が経過していたりと、
『完了』まで駆け抜ける事に恐怖感があるのかと自問してしまいたくなります。
書かなくても、ちゃんと理解できてるでしょ?だから大丈夫。
そんな甘っちょろい思考こそ、さっさと断捨離すべきであり、
これまで以上に「書く」事に因るアウトプットの性能を磨かないといけないようです。