1月24日号 『複雑』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
人間として無駄に歳を食ってきた事もあってか、
近頃は不満や憤懣を自分の中で収められるようになってきました。
「お前は感情がすぐ顔に出る。それをやめなさい」と厳しく言われ続けてきた幼少期の自分が、
今の自分を客観視すると、さぞ滑稽に見えている事でしょう。
ですが、腐っても逸般人は人間。
表情に変わりはないにしろ、内面はまさに伏魔殿。
永田町の某建物にいる代議士先生の心中や謀略よりも、
黒々として吐き出したくもない何かが渦巻いている世界がごく身近にあるわけです。
今回はそんな逸般人の中に眠っている伏魔殿の一部を開けてみようと思います。
それほど暗い内容にはしないように心掛けますので、お気軽にご覧いただければと思います
「本当はこんな状態にしたくはなかったんだけどなぁ…」
いきなり台詞のようなボヤキから入りましたが、言葉にするとこんな感じになります。
それぐらい複雑な心境を抱えてしまう状況に、現在の逸般人はおります。
本来の「ほんじつのむだぶん」のコンセプトは、
『こんな下らないモノを書いている人間の本腰の作品を読んでいただきたい』
今になって考えれば、こんな感じだったと思います。
端的に言えば、「ほんじつのむだぶん」はオードブル扱いであって、
メインの作品へと誘導するための1つの手段でしかありませんでした。
それでも、固定リツイートなどの外交のお陰もありましてか、
スッカスカの内容の無駄文を読んでくださる方が増えつつあり、
本日述べ40000PV(なろう調べ)を突破する事になりました。
これも偏に、これまでリツイートしてくださった皆様のおかげだと思い、
この場を借りまして、篤く御礼を申し上げる次第です。
ここで「ん?」とお感じになられた方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうです。「ほんじつのむだぶん」はオードブルだと申し上げました。
「ひょっとすると…いやいやまさか…」と思いつつも、
近頃全く更新していなかった『或る二人の会話』シリーズの新作が
ようやく筆が乗ったのか、日の目を見る事になりました。
体裁を整えて、1文字の誤差に気を配った宣伝用リツイートも用意し、
「お待たせいたしました!」的な勢いで公開に踏み切ってみたのです。
わくわくしながら反響の出やすいPVを確かめてみたのですが、
待てど暮らせど雰囲気的には梨の礫で一向に伸びる兆しが見られません。
「これはひょっとして…」と思いつつ、1日は置いておこうという結論に至ったのです。
そして、PVが40000を超えた本日、改めて数の確認をしてみました。
「ほんじつのむだぶん 148 VS 100 或る二人の会話」
ノンフィクションの方に軍配が上がるという、目論見とは逆の展開になりました。
確かに毎日宣伝しているのは「ほんじつのむだぶん」ですから、
ご覧いただく機会に恵まれているのは前者ですし、
逸般人の営業ベタがここにも反映されているのかもしれません。
ですがこの結果は、創作者としては失格の烙印を圧されている印象を受けるのです。
数字が現実ですから、受け取ねばならないのは重々承知しているのですが、
そこそこ付いてしまったこの差を眺めるにつけ、複雑な思いを抱いてしまうのです。
とはいえ、現在の逸般人が出来る事を精一杯やるだけですので、
無駄文であれ、新作であれ、力を尽くすことに変わりはありませんけどね。