22年7月25日号『怪気炎、秒で消火』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
日本の国技と言えば大相撲。
主要スポーツの一角にあるのは
プロ野球。
【巨人・大鵬・卵焼き】の伝統は
平成時代を飛び越える中で
不祥事の荒波に度々揉まれますが
今も脈々と続いています。
先日も名古屋場所が行われ、
入幕から脚光を浴びてきた
逸ノ城関の初優勝で幕を閉じました。
インタビュアーさんに
マイクを向けられて応じられた時の
朴訥さが魅力を引き立たせ
益々応援したくなったファンも
おられるでしょう。
それでも少し物足りなかったのは
所属部屋でクラスタが発生した事で
多くの力士が休場を余儀なくされ、
取組の本数が相当減りましたし、
プロ野球の各球団内でも
大量の陽性認定者が続出して
チームの体制が整わないと
延期された試合も増えてきました。
日程上では今週がオールスターで
プロ選手の中から更に選りすぐりの
花形選手が祭典に華を添えますが、
これによって辞退される選手も続出、
「強行する意味があるの?」との
声も上がるのも頷けますが、
去年から決まっていた計画を
粛々を進めていくのに長けますと
臨機応変さに欠けるのが玉に瑕。
本当にスケジュール通りに
進められるかと疑念の目を向けつつ
明日になれば
テレビで観戦するでしょうから、
感情は現金だと呆れるのでしょう。
閑話休題……
まずは大辞泉先生のご教示から。
【怪気炎とは……
聞く者にそんなに上手く行くかと
感じさせる、中味が疑わしい気炎】
と明記されています。
テレビコマーシャルの主流は
乗用車・お酒・携帯電話・
通信販売と漠然と挙がりますが、
今回目に留まったのは保険。
月額に支払う額の安さ・
加入できる年齢層の高さ・
コロナにも対応できる幅広さと
様々な売りを押し出してきますが、
引っ掛かりを覚えるのが死亡保険。
もしもの時のために……が
謳い文句になっていますね。
加入を決めた方が「これで安心」と
笑顔を浮かべられますが
そこで上がった怪気炎。
「命あっての物種だろうに」
亡くなった方は二度と生き返らない。
あの時もっと話しておけばと
後悔を口にされる方がいる以上、
お金が手許に残っても
悲しみは消えるわけではないと
納得しかねて燻っていますと
コマーシャル明けに流れてきた
サスペンスドラマで
親にかかった破格の保険金を巡って
子供達(と言っても結構な大人)が
取っ組み合いの大喧嘩に展開したり
陰湿な足の引っ張り合いに
終始する有様は
怪気炎の初期消火に大いに役立ち
虚しさが遠い目にさせるのです。




