1月15日号 『シュッとしたい感』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
今日は誰がご覧になっても「スチャラカ」な路線に映るような無駄文をお届けします。
本心は「真面目臭くなってしまうと、どうしても暗くなっちゃうよなぁ…」と
妙な勘繰りを起こしてしまいかねませんので、少々ヒヤヒヤしていたのですが、
マトモなスチャラカの話題が降りてきてくれた事に胸を撫で下ろしています。
皆様もめくるめく「知らんがな!」の世界をお楽しみいただければと思います。
こういった表現は関西特有の表現ですので、説明を加えますと、
見た目が細目の方に対して、
関西圏のオバちゃんがよく使う表現に「シュッとしてはる」があります。
類語としては『シャープ』が近しいと思われます。
逸般人も身長と体重のバランスを鑑みれば、完全なモヤシボディの持ち主ではありますが、
外見だけはモデル体型に近いのか、よく言われていた言葉です。
基本的には褒め言葉として使われますので、言われる立場としても満更ではありません。
この意味を踏まえていただいて、閑話休題以降をお読みください。
閑話休題…
突然ですが、近くにメモとペンはございませんか?
少し書いていただきたいモノがありますので、用意していただけますと幸いです。
なければ、想像上で書いていただいても構わないのですが、
書いてくださった方がより実感していただけると思います。
今回手掛けていただきたいモノ、それは『シグマ』です。
数学アレルギーをお持ちの方々にとっては、当時の蕁麻疹が甦るでしょうが、
ご安心ください。逸般人も重い数学アレルギーを発症しております。
とはいえ、昨今はアスキーアートや顔文字で使われる言葉でもありますから、
見慣れているモノになっているでしょうね。
ご存知の通り、『シグマ』は『Σ』に変換されます。
むず痒さを我慢してもう少し掘り起こしてみますと、総和記号と呼ばれるこれは、
その条件までの数字を全て足し合わせる役割を担っています。
と、これ以上数学的な事を述べますと、卒倒しそうになりますのでここで置いておきまして、
ではこの『Σ』を手書きで「丁寧に」書いてみてください。
これは私だけかも知れないのですが、
妙に平べったい『Σ』が出来上がるのです。
WebでΣを検索してみますと、教科書で表記されているΣがヒットされますが、
そのバランスの取れたシュッとした感が手書きでは表現できないのです。
似たような症状が音楽でよく使われている『ト音記号』にも現れます。
ですが、何度かレタリングでもしてみようと思ったとしても、
数分後には全く他の話題を考えていたり、ボーッとしていたりするうちに忘れ去られ、
気が付けばガッシリしたイメージのΣしか書けずに、若干自分にイラっとしてしまうのです。
嗚呼、欲しいなぁシュッとしたバランス感…