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1月14日号 『信用ならねぇ』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



世間的に信用を得ている方は数多くいらっしゃると思います。


最近その傾向が顕著になってきたのは、世に言う『スーパードクター』と呼ばれるお医者さん。


高齢化の波が一気に押し寄せ、単なる寿命という話だけではなく、


『健康寿命』を伸ばすために何をするべきかを丁寧な口調で話してくださいます。


普段そんなスーパードクターの受診を受けようものならば、


間違いなく首都圏に居を構えていない限り機会にも恵まれませんし、


病院でよく批判される表現になっている「3時間待って受診時間は3分」の後に、


請求される額も結構な額になりそうな感覚もありますから、


テレビメディア(設備さえあれば無料)で話が聞ける状況は有難いのでしょう。


そんなスーパードクターの先生方に向けて思っているのが、


タイトルにもなっています『信用ならねぇ』なのです。


その経緯をお話することにしましょう。


連日シリアス路線が続いていましたが、本日こそは『スチャラカ』路線に沿おうと思いますので、


肩の力をお抜きいただければと思います。



それが紹介されたのが昨年の11月頃だったでしょうか。


話題は『毛細血管』のお話でした。


私自身も先端冷え性という事もあり、寒波が腰を下ろしている今日にも、


指先から忍び寄ってくる冷えやかじかみと闘いながら無駄分を綴っています。


主たる原因は両指に走っている毛細血管が衰えた事により、


機能が停止して血液が巡らないメカニズムが表れているからだと記憶しています。


同じ症状に悩んでいるセレブリティの方が、


スーパードクターの方に勧められて食生活に取り入れ始めたのが、


香辛料の1つとして取り上げられている『ヒハツ』。


カレーなどに加えたり焼肉にふりかけてみたりと色々な用途で使いながら2週間後、


爪の毛細血管の写真を撮ってみると、機能を失っていた毛細血管を避けるように、


新たに再生した毛細血管が走って、血流を促している様子が見られました。


恐らくこれを続ける事で、毛細血管が活性化して冷え性などの改善に役立つのでしょう。


いい事を聞いたとは思ったものの、


これが手軽に手に入る環境でなければ聞いた話も元の木阿弥。


その懸念を吹き飛ばすように、スーパードクターが軽い口調で言葉を続けます。


「スーパーで売られていますから、簡単に手が入りますよ」


この言葉に踊らされてか、


忘れないように携帯電話のメモ帳に『ヒハツ』と入力して保存しておきました。



それから約2ヶ月程…


近くにあるスーパーに属する店舗をしらみつぶしに当たり、


もしかしてと思い、日用品まで売られているドラッグストアに向かい、


ひょっとしたらと思い、輸入雑貨店まで搜索の範囲を広げてみたのですが、


『ヒ』・『ハ』・『ツ』という言葉が書かれている商品は山ほどあるものの、


それを合わせた『ヒハツ』は何処に求めても、その姿は見当たりません。


探し方が下手という落ち度があるのかもしれませんが、


それでも2ヶ月ほど探しても見つからないとなれば、


軽い口調だったスーパードクターの先生の進言に眉唾をつけたくなるというものです。


Webに活路を見出せば、ヒハツはゴロゴロ見つかりはするのですが、


アナログ至上主義の部分もあるので、あまり頼りたくないというのが心情。


嗚呼、ヒハツさん…アナタは一体ドコにいらっしゃるの?

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