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1月13日号 『※意見には個人差があります』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



よく通信販売のコマーシャルで大々的に効果を煽っておきながら、


画面の片隅にあまりにも小さなフォントで記載されているので、


都合の悪い事を追求される際に、


「ちゃ~んと、契約書読んでくれてます?


 ここに『意見には個人差があります』って書いてあるでしょ?


 それを読まずに判を押したあなたが悪いんですよぉ」と


逃げ口上の典型的な返しとしてよく使われてしまいますが、


発言に対しての責任逃れをしたい時に頻出する使い勝手の良い言葉の1つです。


本日、そんな言葉をタイトルにしましたのは、


これから話す内容が逸般人の凝り固まった観念から生まれた話ですので、


決して気を悪くされないでいただきたく前置きした次第なのです。


因みに連続でシリアスな路線になるかもしれませんので、ご容赦ください。



単刀直入にお伺いしますが、嫌いな方っていらっしゃいますか?


私自身、小さな頃に「お前は好き嫌いが顔に出るから、


顔に出さないようにしなさい」と厳しく言われ続けてきました。


その教育が土着したおかげもあってか、


あまり感情的にならないでおこうと考えていますので、


思い込みに準じて勝手な好き嫌いを作る事を極力避けるようにしています。


昔から『坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い』という諺がありますが、


「嫌い」や「憎い」という感情からプラスに転化する事は、ほぼ皆無に近しく、


逸般人の半生で、劇的な変化を遂げた友人は片手で数えられる程度しかおりません。


ですので、本能的に「この人とは合わないかもしれない…」と感じ取った時は、


「嫌い」のカテゴリーには入れず、『苦手』に入れるように心掛けています。


とはいえ、地球上には約60億人、日本人だって約1.2億人いらっしゃいますから


一人や二人や百万人ぐらいは反りの合わない、


所謂(いわゆる)『苦手』の範疇に入る方も出てきます。


そんな中、ふと流れていたテレビに目を映しますと、


とあるセレブリティの方が食レポをしている映像が出迎えてくれました。


そのタイミングで(くだん)の『苦手』センサーが反応したのです。


恐らく『苦手』にインプットされている方に共通している特徴がそうさせたのです。


その共通の特徴が『キツネ目』と呼ばれる目の細い方でした。


典型的な一例を出しますと、30年以上前なのでご存知ない方もいらっしゃるでしょうが、


『グリコ・森永事件』で指名手配されていた容疑者の似顔絵でしょうか。


どうも相性が悪いようで、敵視されていた方の大半がキツネ目、


相性の悪かった小学校時代の先生もキツネ目、


挙句の果てには、数年間に亘って苛められ続けた


不良グループのリーダー(兼中学校の生徒会長)がキツネ目と結構散々な目に遭っており、


現在でもキツネ目の方と顔を合わせますと、「この人は信用しちゃダメだ」と


第一に防衛反応を取ってしまいがちになります。


いい年をしたオッサンになった今では、キツネ目の方全てが憎いだなんて観念はありませんし、


素晴らしい人格をされている方々もいらっしゃる事も当然承知しています。


ですが、拭い去れない警戒感に四苦八苦しているのも事実なわけでして…


多感な頃のトラウマ…侮りがたし…

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