1月1日号『御挨拶と年波と』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
そして、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年も「ややスチャラカ寄り」な無駄文を宜しくお願い申し上げます。
とはいえ、昨今ではお正月感も薄れつつあります。
それもその筈、数日感は食べ続けられるようにと趣向を凝らされた御節も
「お節もいいけどカレーもね」という標語が話題になったり、
以前は元日ともなれば、お店は閉まっているというのが定石で、
「初売り」という言葉が飛び交うのは、せいぜい2日からだったモノが、
売り上げノルマを求められて、元日も営業しないと到達しないのか、
営業時間が若干短くなっていたとしても、足を向ければ店舗は煌々と照らされています。
「正月ぐらいは酒でも飲んでのんびりしようぜ」(飲めないけど)が信条の逸般人からしますと、
昨年末の忙しなさを、今年も引き継いでいるようで中々落ち着けなくなっているように感じます。
こういった時ぐらい、不便さを楽しむ余裕があってもバチは当たらないとは思うんですけどね…
そんな中、新年の初日早々に寄る年波を肌で感じてしまいました。
元日ぐらいは御節を楽しみたいものですし、お雑煮だって楽しみたいものです。
お雑煮といえば、避けられないのが『お餅アタック』。
お雑煮を作る時「お餅何個入れる?」と尋ねられた瞬間に火蓋は切って落とされるのです。
お正月の炭水化物の筆頭はお餅ですから、入れる入れないかで腹の持ちも異なります。
しかし、少なすぎると残るのは物足りない感。
逆に多過ぎると、残ったお餅が硬くなって食べにくい。
更に飛び越すと、鍋底で焦げてしまって余計に食べにくくなる。
この個数のバランスがとても難しいのがお雑煮のお餅なのです。
「別個で焼けばいいじゃん」というご指摘があるのも承知しているのですが、
あの煮えた餅の伸びる感じは、お雑煮ではないと得られない魅力に溢れているのです。
そこに年波が重なってきたのです。
昨年までの感覚で「自分5:父3」の割合で行けるだろうと思って、
一斉に8個放り込んだのです。
この世界が「元旦」と呼ばれる午前中に開かれた『お餅アタック』からの兆し。
「あれ?妙な感覚がある…」と感じたものの、何とかクリア致しました。
ですが、2戦目となった夕食の『お餅アタック』。
変わらず8個に挑戦したのですが、箸が止まるシーンが多くなっておりました。
別段お雑煮が不味くなったというわけではありません。午前中はクリアしてますから。
という事は「妙な感覚」がストッパーとなっていたのです。
これまでは、唐揚げなどを筆頭とした油系の商品でないともたれなかったのですが、
ついに「お餅」だけで胃もたれを感じるようになってきました。
逸般人的には1年のスタートとしては、少々出遅れた感で切られましたが、
皆様は素敵な一年になりますように、祈念させていただきますね。