12月29日号『越年 更に越年(予告)』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
とあるプロ野球選手が球団との年俸交渉のテーブルに着きます。
以前は球団が提示した価格に素直に判を圧し、サバサバとしていたり、
更に昔に遡りますと、パンチパーマとセカンドバッグを持った選手の映像が何度も流され、
その滑稽な映像が笑い種になり、
大笑いのSEとワイプで笑っているセレブリティがくっついてくる。
もはや定例となっている流れの1つでしょう。
1億の大台を突破した若手の選手が晴れやかな表情と共に、
巨大クラッカーを打ち上げている写真はスポーツ新聞に目を通される皆様なら
冬場の恒例といっても過言ではない1枚になっているでしょう。
ですが、選手側も決して馬鹿ではありません。
球団側から提示される資料に首を縦に振るのを疑問に思ってか、
代理人(弁護士の先生)を立てて、交渉を五分に持っていこうと画策します。
それでも希望の年俸と球団が提示する年俸との折り合いがつかない場合、
何度も粘り強く交渉しているうちに、1日過ぎ2日過ぎ…あっという間に年が暮れてしまう。
決着が着くのは、次の年のキャンプイン直前まで引き伸ばされる事もあります。
これが『越年』という言葉がよく使われるシーンです。
ですがこの逸般人はプロ野球選手でもない唯の一般人。
『越年』といった言葉とは全く縁のない世界の住人です。
そんな逸般人の『越年』について語ろうと思います。
年の瀬という事で湿っぽくはしたくありませんので、
ここからスチャラカ路線に持っていこうと思いますので、肩の力をお抜きください。
年の瀬という事で、そろそろ今年の総括をしなければならない頃合になってきました。
まずは一週間ぐらい前に立てました「作品の投稿」ですが、
短編とは言え、何とか『最期の日』を公開する運びとなりまして達成できました。
今年の目標となっていました『やってみる』も、
別プラットフォームでむだぶんを公開してみたり何本かの短編にも挑戦してみました。
とはいえ、出来なかった事も多々あるわけですが、
その中で一昨年からやりたがっている事が達成できずに、
今年で1度目の越年、そして今年も2度目の越年になりそうな勢いです。
(残り2日程時間がありますから、達成される可能性もありますがほぼ薄めでしょう)
それは『ぶりしゃぶをたべる』でした。
某ポン酢のコマーシャルで鰤の切り身を昆布のダシを出した鍋にしゃぶしゃぶさせます。
ポン酢と白葱を巻いて、口に運んで一言「んん~っ!」
その映像の美味しそうなこと美味しそうなこと。
「冬に一度はこれをやってみたい!」と羨望の眼差しを送り続けているのですが、
いざ鮮魚コーナーに歩を進めて、現物と対面してみると丸々1本鎮座していたり、
仮に切り身で売られているとしても地味に高く、
「これなら豚を買った方が満足感得られるんじゃない?」という心の声に押されて断念。
それを何度も繰り返しているうちに、今年の年の瀬がやってきたのです。
ちなみに明日の夕食はスパイシーポークステーキが出番を待っていますし、
大晦日は恐らく餃子(焼きか水かは不明)と大量の年越し蕎麦の予定が立てられています。
2年越しの悲願は、来年に持ち越しになりそうです。
早い時期のうちに「んん~っ!」と恵比寿顔を浮かべてみたいものです。
皆様も越年の目標は早々に達成される事をおすすめしますよ。