12月21日号 『10日じゃ無理だろう・・・』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
本日が12月21日。
あと50分弱経過すれば、大きなカウントダウンの音が聞こえてきます。
今年も残すところ一桁台になってくると
誰もが差し迫ってきた感を感じる頃合になってくるでしょう。
逸般人としては、年男も残すところ10日を切り、
本格的なアラフォーと呼ばれる世代が近づいてきていることに、
そこそこの恐怖感が否めなくなってまいりました。
誰もがこの年にならないとそう感じられないかもしれませんが、
幾ら気勢を張っていたとしても、やはり『若さ』っていいなぁと実感してしまいます。
「今日より若い日はない」を改めて実感しなければなりませんね。
そんなシリアス路線で走ると思いきや、
ここで定番の舵の切りっぷりを披露して、スチャラカ路線に向かいます。
めくるめく「知らんがな」の世界をお楽しみいただければと思います。
2016年も残り10日を切りまして、
年内の出来ることにも制限が掛かってくる頃合です。
とはいえ、年甲斐もなく「クリスマスまでにリア充になる!」という欲もなく、
世相に則って、クリスマスにはショートケーキとドーナツを買い込み、
それが終われば、お正月用の買い物を済ませ、
年末年始にひきこもれるように、大量のお菓子を買い込み、
大晦日に消費期限がやってくるようなタイミングでそばを買い込む。
そこに波乱のハの字もありません。
以前綴りました、「小説作品の完結」または「読書感想文」に関しましては、
時間を切り詰めながら実行に移されつつありますが、
果たして完遂できるかどうかも不安視され始めました。
今回のその『10日間』がキーワードになっています。
こまめに部屋の掃除を始めまして、
本棚の整理に取り掛かっている最中のこと。
定番のように発掘された『卒業アルバム』の罠にハマってしまい、
そこそこな時間を消費してしまいながらも、進捗を進めるうちにこんなモノが発掘されました。
『10日でおぼえる○○○』シリーズの分厚い参考書です。
よく独学で何かを修めようと志した時に、心強い味方になってくれる書籍です。
接頭語として想定されているのは『たった』または『ほんの』と言った言葉でしょう。
10日間勉強するだけでその関連の技術を身につけられるという手軽さを売るために、
こういった売り文句になっているのでしょう。
実際に逸般人の本棚に眠っていたのは、プログラミング言語『C言語』でした。
ですがこの手軽さ感が大きなトラップとなって待ち受けているわけで…
読み進めていきますと、序盤は理解が促されるように丁寧に書かれるのですが、
中盤あたりからその坂の斜度が一気に向上します。
しかも文面が先生ですから、
「これぐらいは知ってて当然ですよね?ねっ?」と強制的にホイホイ話が進んでいくので、
生徒側からすると、置いてきぼり感を押し付けられてしまってついていけず、
そこから一気に意欲が失われて、フェードアウトというのがよくあるケースのように思えます。
更に読破して理解したつもりでいたとしても、それだけ丸覚えをしても、
全くそれを活かそうと工夫する意欲がなければ知識はそのままです。
それこそ時間という貴重な資産をいたずらに消費するだけに過ぎず、
若気の至りで購入したとは言え、こういった罠に気付けなかったのは、
それだけ自らの脇が甘かったんだなぁとつい苦笑いを浮かべてしまうのです。