12月20日号 『Great Mom』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
スチャラカ路線の連打で参りましたので、バランスを取るために
本日は少しシリアスな路線で走っていこうと思います。
ですが、読んでくださる方まで暗いお気持ちを抱えさせないように、
注意を払いつつ話を進めていきたいと思います。
何度か『むだぶん』で書かせていただいているので、御存知の方もいらっしゃると思いますが、
2016年12月20日現在、我が家は父一人、子一人という家庭環境です。
父は齢70を越え「来年もこんな形で競馬できればえぇなぁ…」と
暮れの有馬記念の号外を見ながら、その日を指折り数えております。
「ギャンブルは悪」という風潮がこの世界の常識ですが、
そのギャンブルと半世紀もの間、命を削り合って生き残ってきた絶滅危惧種です。
子は言わずもがな、この中年のオッサン(36歳)。
結婚というモノは全く視野に入れられるような状況ではないので、
この約60軒と言われている珍しい苗字も、私の代で尽きることでしょう。
と、暗い所から入ってしまいましたが、こんな男所帯でも生き延びないといけません。
料理に限っては、毎日が「THE 男の料理」となるわけです。
男の料理というジャンルで栄養価が偏らないように…と考えた場合、
この季節柄は一週間の半数が鍋料理へと落ち着くわけですが、
流石にそればかりが続くと飽きがやってくるというモノ。
とはいえ、それ以外の粗食っぷりには拍車が掛かってしまうのです。
確か昨日の夕食はコロッケ&アジフライと茹でたブロッコリー、そして味噌汁。
一昨日はコロッケとエビカツに茹でたブロッコリー、そして澄まし汁。
一昨昨日は冷凍してあったカレーを解凍して再加熱しただけ。
家庭科の授業で理想的な食生活は「一汁三菜」とは学びましたが、
見事な「一汁一菜」のオンパレードでは偏らない方が不自然でしょう。
夕食がこれだけひどければ、時間のない朝なんて言うまでもなく…
納豆があればいい方で、食べないという選択肢が大半を占めています。
某ドラマの豪華な朝食や夕食・お弁当を見ていますと、
「あっはっはっはっはっ…そんなに上手くレパートリーがまとまるかいな」と
穿ったモノが半分、恨めしげなモノが半分で液晶テレビに目を向けています。
それだけ片親、特に母親がいないと健康的な意味で家庭を維持するのが
一気に困難な方向に傾いてしまうのです。
このプラットフォームには学生の皆様も多くいらっしゃると耳にします。
両親と同居されている方もいらっしゃるでしょう。
忙しそうにしているお母さんに向けて「ありがとう」の一言は、
日毎の疲れも忘れてしまうぐらいの癒し効果があると思います。
何も母の日だけに限って大きく感謝の言葉を述べなくても、
毎日小出しに「ありがとう」を言い合えるいい家庭関係を築いていただきたいものです。
昔から言いますものね、『母は偉大なり』って。