12月14日号 『アタマ使ってみようWednesday』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
文系的な思考を少し改めて理系的、更に噛み砕いて言えば『数学的』
それを更に磨り潰して『算数的』な頭を使おうという思い立ったのが、
6月17日号の『アタマ使ってますかFriday』のむだぶん。
そうやって志を新たにしましても、その意志力があまり続かなかったようで、
「結局やっていなかった」事実を突きつけられたのが、
8月15日号の『結局使わずじまいでしたMonday』のむだぶんでした。
今回はその続報だと感じていただければと思いまず。
お時間のある方はご覧頂けると僥倖ですが、
このシリーズは基本的にスチャラカですので、今回もスチャラカ路線を歩んでいくでしょう。
真面目に『若年性痴呆』の影が忍び寄っていることを実感します。
やれ、人の名前が出てこない。やれ、書けていた漢字が書けなくなっている。
内容を完全に読み込まずに度々起こすケアレスミス。
先日のクイズゲームの件でもその頻度が増えてきている様子でした。
これが可愛気のある女性なら「てへっ、間違っちゃった」と頭を掻けば、
世の『天然さん』が好きな男性人からしますと、ハートを射抜かれてしまいそうになりますが、
中年のオッサンが「てへっ、間違えちゃった」と頭を掻いても、
恐らく無視を決め込まれるでしょうし、
自分で書いていても気味が悪くなるのでそうならないように気を配らなければなりません。
少しでも若年性痴呆を遅らせるためには
呆然としている時であっても、無理矢理にでも頭を使う機会を増やさないといけません。
条件で言えば…
①「算数的」つまり計算を伴う頭のトレーニングである
②同じ数字の並びが出ないように「ランダム」である必要がある
③願わくば「無料」で「身近にあるもの」
この3つの条件を全て満たさないといけません。
中々見つけるのが難解だろうなぁと思いきや、意外や意外身近な所にあったのです。
それが『ナンバープレート』。
すれ違う車体の前方に2桁の数字の2組で構成されています。
しかも次々とすれ違うので、それごとに与えられる数字も変わります。
そうなると計算をする時間も僅かしかありません。
基本的には加減乗除(足し・引き・掛け・割り)を行うのですが、
2桁同士の乗算では数秒の間に答えを導き出すのは難しいでしょうし、
除算の場合は割り切れない場合の多くなるので、
できる数字の場合は行いますが、基本的にはそれを覗くと飽きるでしょう。
そこで更に条件を加えます。
それは『最大公約数』と『最小公倍数』の2つを加えます。
学年的には小学校中学年の算数の授業で習った懐かしい言葉です。
2つ以上の正の整数に共通な約数(公約数)のうち最大の数字が最大公約数、
2つ以上の正の整数の共通な倍数(公倍数)のうち最小の数字が最小公倍数です。
例えば「17-51」の場合、最大公約数は「17」(両方とも17で割り切れる)
最小公倍数は「51」と算出されます。
これを10台を1セットとして無理矢理にでも頭を働かせてみようと思います。
とある医学の先生が「脳はどんな年齢になっても伸びる」と仰いました。
その過程にすがって普段使っていないであろう頭の部分を使って、
足りない部分をカバーできるようにやってみようと思います。