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11月26日号 『大辞泉先生のポテンシャル』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



Webの世界が全盛期を迎えています。


最近は業務上の事からプライヴェートまでWebの世界から離れられない時代です。


調べ物にはまず検索。


時刻表や道案内、残高照会、冠婚葬祭のマナー、プログラミング用語のメソッド等々、


メインストリームからアンダーグラウンドまで、


何かを問えば、1秒とかからずに何かしらの形の答えが導き出されている。


今世紀のブラックホールと形容されても、誰も異論を唱える事はないでしょう。


ですが、Webの世界は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)


検索の結果良いヒントをもらえる事もありますが、


余りにも候補が多すぎてどれを選んでいいのか混乱してしまったり、


悪い情報に感化されてしまう事だって往々にしてあるでしょう。


そこで、Webで調べる前に登場するのが、むだぶんでよく登場される大辞泉先生です。


未だに紙媒体が持つ魅力に魅了されているというのもあるのですが、


大辞泉先生の最大の魅力は「単純明快である」事にあります。


先程申し上げましたが、Webを利用した検索では余りにも情報量が膨大すぎて、


どれを拾って活かせばいいのかを迷う場面が多々登場します。


そんな優柔不断の逸般人にとって大辞泉先生は、


1本の筋道を立ててくれる非常に有難い存在なのです。


本日は成り行き任せで行き詰まってしまった逸般人に、


別の意味で筋道を照らしてくれた大辞泉先生が主人公のスチャラカ路線です。



とある言葉を意味を確認しようと、


重い大辞泉先生を膝に乗せて言葉の意味を調べていました。


「確かこんな場面で使ったよなぁ…」と調べたのが先程の玉石混交で、


その意味や使いどころが誤っていなかったかのチェックを済ませ、


重厚感を伴いながらもその役目を終えようとした時、


ふと先生の小口の部分に目がいったのです。


皆様も国語辞典や英和辞典などを想像してみてください。


各ページの一部に目印が付いていて、それを何枚を重ね合わせる事で、


目次のインデックスとして表示され、辞書を引く際に便利な役目を担っていますよね。


その層が分厚ければ分厚いほど、収蔵されている言葉の数が多くなるわけですが、


そこで簡単なクイズです。


最も多く収められている文字はなんでしょう?


今利用している先生は1995年製と20年以上古い骨董品(失礼)で、


文字数には若干の差分があるにしろ、大きく変化はしていないんじゃないかと考え、


その1文字に割いているページ数で確認してみたのです。


当然最も少ないのは、「を」や「ん」なのは一目瞭然ですが…


クイズ形式になってしまったので、皆様にも少々考えていただくために


これから少し間を開けまして、正解を発表しようと思います。































































これぐらい開けておけばいいでしょうか。


では、上位3文字を発表しようと思います。


第3位は158ページの「こ」、第2位は196ページの「か」、


そして1位は270ページの「し」と群を抜いて多くありました。


若干骨董品の薫りが漂ってくるのですが、逸般人的にはまだまだ現役の大辞泉先生。


知的好奇心をくすぐる強い味方になってくれる事でしょう。

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