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11月20日号 『穴に嵌って埋まりたい』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



言葉の派生元は『穴があったら入りたい』から転じたモノです。


確認のために大辞泉先生にご登場いただきますと、


『身を隠したいぐらいに恥ずかしい』という意味でした。


今回はその恥ずかしさを飛び越えて、その穴ごと逸般人を埋めて欲しいと


思わず誰かに頼んでしまうほどの恥ずかしいエピソードを紹介しようと思います。



本日の逸般人はひたすらに捜索を繰り返す一日でした。


いつだったかの無駄文で書いた記憶が残っているのですが、


使われた去年のカレンダーを何等分かにカットしまして、


その裏をメモ帳替わりに利用しようとして苦心しているという話題がありました。


それ以降もプラスチック特有の滑りやすい紙質に苦労しながらも、


どうにかして手の内に入れようと走り書きを繰り返していくうちに、


ようやく妥協点を見つけ、何とか折り合いが付くところまでやってきました。


その練習の土台となったのが、現在凍結状態になっている作品の『裏設定』でした。


pixivやなろうで載せております『或る二人の会話』シリーズは、


こういった裏設定を細々と考えていくのが面倒で、


喋っていくうちにキャラクターの肉付けはついていくだろうという、


若干逃げの体勢で綴ってきた作品なのですが、


やはり長編作品となりますと、泥縄式では色々な所で不備が現れたり、


話題に詰まると全く筆が進まないという不都合も生じますので、


やはり色々と思いを巡らせる事は大事だと痛感したのです。


新品のルーズリーフに筆を走らせるのは若干抵抗があります、


相手が使い古されたカレンダーの裏なら遠慮は要りませんので、


思いついては書き、詰まったら黒く塗りつぶしと忌憚のない脳内地図が広がっていったのです。



ですが、その作品の応募期間を過ぎ月初に断念を報告して以降、


意欲も薄れて筆も止まったままでおりました。


しかしこのまま折ってしまうのは、


慣れておかないといけないカレンダーの裏の書き味を忘れてしまい、


また苦心する事になりかねませんので、少しずつ再構築を開始したのですが、


そのキャラクターの大事な初期設定を書き留めておいたカレンダーの裏を探したのですが、


普段大事なものを保管しているアルタートケースにもありません。


作品関連や未使用のカレンダーの裏を保管しているクリアファイルにもありません。


恐らくレンタルオフィス替わりとして利用していた図書館に置き去りにしてしまったのでしょう。


という事は処分されてしまったにしろ、司書さんに見られているという事です。


キャラクターに関しての裏設定が。


その裏設定には、厨二な設定が書かれていたかもしれません。


ひょっとすると、ボディサイズなども明記されていたかもしれません。


36歳のオッサンが書き留めた妄想が具現化されたモノが見られてしまうのです。


しかもカレンダーの裏に。


これは自分がフルヌードになる以上に恥ずかしい気持ちになれます。


仮に図書館に「こんな落とし物ありませんでした?」と連絡を取ったとしましょう。


「それはどんなものですか?」と当然訪ね返されます。


その時に「キャラクターの裏設定が書かれたカレンダーの裏のメモなんですけど…」なんて


口が裂けても言えません。


更に保管されていたとしたら取りに行った際に書き手である36歳のオッサンが


引き取りに行く光景を想像するだけでも、どんな羞恥プレイだと痛感してしまいます。


思わず「深さ5mぐらいの穴を掘って入るので、誰か上から埋めてくれないかなぁ」と


虚空を見上げて呆然としてしまうのです。


皆様、保管はダブルチェックで確認を怠らないようにしましょう。逸般人もそうします。

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