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11月16日号 『白いカラスも黒と言え』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



「女の見栄は銭になる」


何処かで読んだかも定かではありませんが、強く印象に残っています。


それを見事に証明しているかのように


女性の美への追求は年齢を重ねても変わらないようで、


化粧下地・乳液・ファンデーション・口紅・栄養サプリメント等等


女性が主役の商品が素敵な女優さんを広告塔にして映し出されています。


ですがこの見栄を張るのは、何も女性特有のモノではないようで…


今回は年齢を重ねたから感じてしまう見栄のお話です。



男性が異性に見せる魅力といえば、まずは鍛えられた肉体です。


シックスパックと称される割れた腹筋、上腕二頭筋に盛り上がる筋肉。


日に焼けた肉体に黄色い歓声を上げる女性陣も多いように思えます。


しかし、どれだけ鋼の肉体を誇示しようとも、露見する老いというモノがあります。


それが頭皮の環境、簡単に言えば『薄毛』・『白髪』でしょう。


白髪染めは女性に需要があると思い込んでいたのですが、


男性用の白髪染めも話題になりつつあるようで、


「そんなそんな…」と鼻であしらっていた逸般人にも生えてきたり、


色が薄くなっていた髪の毛を見つけると、数年後にはお世話になっているかもしれないなぁと、


眼前に迫ったアラフォーの壁に、若干の怯えを感じたりもします。


今回は前者が軸になってはいるのですが、考えていくうちに後者が合わさってきた、


むだぶんとしては珍しい、ハイブリットな構成になる予定です。


まずは『薄毛』の話題から…


男性で薄毛となると、関連する言葉は『お医者さんに相談する』のが常道です。


自毛に黒いパウダーを振りかけて、薄い所を隠す商品も昔からあって、


「これに需要があるのか」と唖然とした事もありましたが、


薄毛の対処方法の王道といえば、やはり『育毛剤』でしょう。


毛根を活性化したり頭皮の血流を促したりと、


様々な手法で頭皮の環境を改善させようと策を講じる商品が登場します。


そこでふと思ったのです。


仮に育毛剤の効用通りに徐々に髪が生え薄毛が解消されたとしましょう。


ですが、そこから生えてくる髪が本当に黒々とした力強いモノでしょうか?


販売促進のコマーシャルでは良いように魅せるので、黒く着色していますが、


若い方ならいざ知らず、中年の域に差し掛かってきた方の場合、


生えてくるのが白髪になっている可能性も徐々に高まっているわけです。


誰にも言わずに育毛剤を使って髪の毛を増やし、堂々と姿を見せて、


若手社員に「課長、最近若く見えますよ」と褒められていい気分になっていると、


「白髪が増えてきて貫禄が付いてます」と上げて落とすコンビネーション。


若々しく見せたいのに、その結果が見事な逆効果という結果を招くと、


「何だい?君は私のこの髪が白く見えると言いたいのかい?」と圧力を加え、


「イ、イイエ、クログロトシテカッコイイッス」と言わせるように仕向ける姿まで想像し、


見ず知らずの(といいますか想像上の)若手社員に思わず同情してしまうのです。

そうやって『むだぶん』を綴り終えた後…


「そういえば、本当に白いカラスっているのかなぁ…」と調べてみると、


アニメの世界ではなく実写版の白いカラスがこの世界に存在することを初めて知りました。


いやぁ…世界って広いものなんですねぇ…

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