10月24日号 『きかん・・・げんてい?』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
スーパーのチラシに書かれている
『期間限定』という言葉に弱い方も多いのではないでしょうか。
夏季限定商品・期間限定モデル・お一人様○○個まで。
ある程度までは安く販売価格を下げる事で、経営側からすると純利益は下がりますが、
値下げした商品を求めてより多くの集客力の向上に一助を買う手段として、
常套手段ですが、まさに王道の手法の一つと言えるでしょう。
1円の差額に神経を尖らせる奥様方や、主夫業の方々にとっては渡りに船ですが、
今回は、流石にそれは…と思えてしまう『期間限定』をご紹介しようと思います。
普段遣いしているディスカウントショップに、性懲りもなく足を運びます。
チラシを所持していない逸般人の立場上、まず目を引くのは『期間限定商品』です。
まずは空のカートを押しながら店内を一周して、対象商品を求めますと
やはり目玉にしたい商品が幾つか目に入ってきます。
今回立ち寄ったお店は、単価が安いぶん容量を多くするスタンスが標準的で、
本日10月24日限定の目玉商品は、
鶏のモモ肉が100g単価で29円(+税)が約1kg単位で販売されておりました。
如何にも、大型冷蔵庫や冷凍庫を所蔵しているご家庭御用達の商品が並び、
その他にも目を引くPOPが貼り付けられております。
さて、ここで皆様にお伺いしましょう。
基本的に『期間限定』と言われれば、その期間はどれぐらいが妥当だとお考えですか?
先程申し上げました、100g29円の鶏モモ肉は今日限定の目玉商品ですので、
ギリギリまで価格を下げているようですが、どれだけ長く見積もったとしても、
期間が1週間弱あれば「結構長い間頑張るんだなぁ…」という印象を受けます。
しかし、とある『期間限定』の文字に妙な違和感を覚えてしまいました。
値引きと称して陳列されていた商品は、
1リットルのカフェオレといちごミルクのパックが並べられておりました。
まぁ、他店を比較しても頭1つぐらいは安く売られており、
目玉商品と1つとしての役割を存分に果たしている商品と言えるでしょう。
しかし、値下げしているという事は短い期間で切られているという固定観念があると思います。
その固定観念をお持ちのまま、こちらの期間限定をご覧ください。
『期間限定! 8月29日~11月27日』
初秋の残暑が厳しい季節から、初冬の寒々しさを肌で感じる時期までと
季節を1つ跨いでしまうほどの長期間に亘る値下げ。
有難いと言われれば、有難い事ではありますが、
ほぼ常態化してしまいますと、その有り難みも若干薄く感じてしまうのです。
嗚呼、それでもつい買ってしまう経営側の罠に嵌ってしまう自分が悲しい…