10月20日号 『適材適所』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
今回のタイトルは『適材適所』
大辞泉で意味を調べてみますと、『その人の適性や能力に応じて、
それにふさわしい地位・仕事に就かせること』とありました。
役不足の立場になると、せっかくのやる気も萎んでしまいます。
その反面、力不足の立場に立つと、萎縮してしまい力量を発揮できない。
人の一生は、まさに『適材適所』を求め続ける事にあるのかもしれませんね。
と、堅い感じで導入となりましたが、
ここから一気にスチャラカへとシフトしていこうと思います。
いくら学のない小市民だったとしても、
世界の趨勢を担う恐れのあるモノは見ておかなければならないと思ってか、
珍しく海外の番組を拝見しておりました。
目を転じた先は、アメリカ大統領選挙戦がありました。
今日は3回のうちの最後となるテレビ討論会が放映されておりました。
アメリカは国民一人一人に選挙権がある国ですから、
自分の意思で大統領を選ぶとなれば、真剣そのものだと類推できます。
既存のテレビディアはクリントン氏が優勢という報道が頻繁に流れていますが、
インターネット上では、その差が意外と僅差になっているという反論もあり、
各候補のネガティヴキャンペーンの苛烈さにも舌を巻いてしまいます。
中には「嫌われ者同士の争い」という、少々辛辣な記事も見られ、
有権者の方々もうんざりしている様子が映し出されたりもしますが、
本番は来月初旬。泥仕合に益々拍車がかかりそうな印象を受けてしまいました。
実質、私がテレビ討論会を目の当たりにしたのは、最後の10分間のみ。
ですが、その10分間のみでも違和感を植え付けるには十二分な時間でした。
この逸般人、義務教育や学生生活でも英語を勉強はしましたが、
それは現在の基準で考えると毛が生えた程度のものです。
更に基本的に英文法を中心となった英語の学習方法ですので、
それに輪をかけるように、英会話の技術の乏しさには特筆しております。
当然テレビ討論会は、同時通訳の日本語を聞きながらの拝見です。
ここで違和感が顔を覗かせます。
御存知の通り、今回の大統領選挙の候補者は、
ヒラリー・クリントン氏とドナルド・トランプ氏の両名が中心となって展開されています。
ヒラリー・クリントン氏は
ビル・クリントン元大統領のファーストレディーですので、勿論女性です。
こういう時の同時通訳は、性別の一致こそが適材適所だと思うのに、
彼女が司会者の質問に対して答弁を行いますと、
同時通訳として流れてくるのは、若干野太い男性の声。
意見の応酬の場面になると野太い声が連続で続き、どちらの答弁なのかで混乱してしまいます。
最低限、その部分は揃えてほしいなぁと、若干残念感が残ってしまいました。