10月13日号 『捨てたもんじゃない』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
色々と思いを巡らせたり、新たな何かを生み出そうとするには、
置かれている環境を自分で変えに行く事が大切だそうです。
とある方が想像性に富んだ人たちを対象に、
ひらめきをつかみやすい場所の調査を行った所、
最も多かったのがベッドの中。その次は歩いている時、乗り物の中と続きまして、
自室の机や職場の机と答えた回答は上位の3項目と比べて、
半分にも満たない統計結果が得られました。
確かに、パソコンモニターにワードパッドやエクセル・パワーポイントを開いても
その新規作成は真っ白のままという状況になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分の中では「考えている」と思っていても、それは形式上であり、
実際の所は思考停止状態に陥っているのが実情で、
時間だけが無為に過ぎて行き、どんどん焦りと苛立ちだけが募る一方です。
環境を変える事によって、色々と引き出されてくるのならば、
煩わしい「移動」の時間も「投資」の1つとして割り切る事も大切に思えます。
その手法が先日申し上げました、レンタルオフィスであり、
少ない投資でレンタルオフィスの役割を担うのが「図書館」の存在です。
『学生さんの長時間の自習はお断りします』
違和感のある張り紙に若干首を捻りながら、アイディア捻出のために数冊本を流し読みをしたり、
まとまっていない事案をスッキリさせるために手を動かして書き落とすのですが、
誘惑のない環境での作業は、進捗の促進を促してくれます。
窓際の席を利用していたので、外を眺めると広い公園となっており、
少し息抜きとして眺めるにも十二分の環境が整えられています。
そんな窓の下でこんな光景が繰り広げられていました。
隣の小学校から児童達が帰路に着いていたと思いきや、男女数人が公園に集まっていました。
興味本位で眺めていると、空き缶を広場に立てての「缶蹴り」が始まったのです。
デジタルネイティヴ世代の現代っ子ですから、
夢中になるのは『ポケモンGo』を筆頭としたスマホゲームを楽しんでいたり、
治安に対しての不安から、子供を外で遊ばせたくない風習が定着しているという
勝手な固定観念を抱いていましたので、こういった昔ながらの遊びを楽しむ様子が
懐かしく映ると共に、21世紀に甦った昭和に斬新さすら覚えてしまいました。
まだまだ田舎の子供達も捨てたもんじゃないみたいですね…