10月5日号 『諸刃の剣』
貴重なお時間を割いてまで、
このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。
この言葉を初めて見たのは何時でしょう?
逸般人は『ドラゴンクエストⅢ』だったと記憶していますが、
選ぶゲームソフトで世代が別れるでしょうから、集計を取れば面白い結果が得られるかもしれません。
ですが決してゲームの世界だけに通用する言葉ではありません。
その証拠として時代遅れの大辞泉の中にも、
『《両辺に刃のついた剣は、相手を切ろうとして振り上げると、
自分をも傷つける恐れがあることから》一方では非常に役に立つが、
他方では大きな害を与える危険もあるもののたとえ』と明記されているように、
昔からよく表現などで使われる言葉なんだと再認識させられます。
本日は決して大きな害に苛まれているわけではありませんが、
そんな『諸刃の剣』に頭を抱えている逸般人のスチャラカ路線です。
今日も今日とて、デスクトップの前にある社長椅子に深く腰を下ろします。
さて、どうしようかと話題を練ろうとするのですが、
今日も今日とて、おいそれと話題が降ってくるなんて偶然が度々起こる事はありません。
ここで十数分~数十分を無駄に使ってしまうのです。
しかも先日来から申し上げているように、新作が全くの低調具合で、
ようやく10000字を超えたのですが、
最低でも残り90000文字を月末までに仕上げなければならないと間に合わず、
まさに今からロングスパートをかけ続けないと届かない距離になりつつあります。
なるべくなら、あまり「むだぶん」に時間をかけたくはないというのが本音。
ですが、ご覧いただいている方がいらっしゃる以上、
「ほんじつのむだぶん」を疎かにするという事は、とても難しい相談になっています。
何か手はないものかと苦肉の策として考え出されたのが、『THE BACK-NUMBER』の存在です。
ご説明しますと、長年mixiで続けてきた「むだぶん」から
決して鮮度が落ちないような話題をpixivや小説家になろうに転載する事で、
連載を続けている体裁を保とうとしている苦肉の作戦で、
pixivでは計18本が掲載されています。
時間が差し迫っている以上、今日も『THE BACK-NUMBER』にしようと考えておりました。
ここで件の諸刃の剣が逸般人に突き刺さったのです。
本来の『THE BACK-NUMBER』は月末限定の企画でした。
それは、月末にオンライン麻雀の成績を公開し、
一ヶ月を総括する企画をmixiで行っているのですが、
画像を要する企画であり、しかも興味のない方からすると全く面白くない話題ですので、
他の話題で埋め合わせをしようとして始まったのです。
ですが、他所の話題を『THE BACK-NUMBER』にしてしまうと、
mixiでは別の話題を用意しないとならず、
結局は新規の1本を書かなくてはならない状況に陥るのです。
楽ができるかもしれない効果を求めても、それが思わぬ反動を生み出す。
個人的な諸刃の剣の鋭さに、頭を掻く現状がしばらくは続きそうです。